株式会社Shido 調査レポート

リフォーム業界向けマーケティング資料〈大阪府豊中市〉人口・築年・リフォーム実施状況・競合・補助制度の基礎資料(2026年10月版)

対象地域 大阪府豊中市 全102町人口基準日 2026年4月1日現在(住民基本台帳)用途 リフォーム会社・工務店の広告戦略検討用(企業非依存)

豊中市でリフォーム・外壁塗装・水まわり改修などを手がける事業者が、広告の「誰に・どこで・何を」を決めるための共通データです。特定の企業を前提にせず、住民基本台帳を町単位まで分解し、住宅・土地統計の築年とリフォーム実施状況、競合の母数、市と国の補助制度を府内の市町村と並べています。豊中市は平均所得が府内43市町村中3位、中古戸建の平均成約価格も府内35市町村中2位と、購買力の高い市です。各図は数値にカーソルを合わせると内訳が表示されます。

405,332人
総人口(2026年4月1日現在・住民基本台帳)
2021年比 −3,404人
200,943世帯
世帯数 1世帯あたり2.02人
38.3%
50〜79歳の比率(155,155人)
リフォーム実施の中心層
54.2%
持ち家率(2023年住宅・土地統計)
一戸建率 31.1%
24.5%
持ち家のうち築43年超(1980年以前)
23,310戸
29.4%
持ち家で2019年以降にリフォームした割合
28,200戸(約5年)
第 1 章

人口と地域別の分布

人口は約40.5万人。北部(柴原・少路圏域)が34%と最大で、千里ニュータウンの北東部が16%、服部・中央・緑地・庄内の各圏域が10〜15%ずつです。人口は2021年の408,736人をピークに微減ですが、世帯数は増え続けています。

地域別集計。住民基本台帳 2026年4月1日現在。地域は市の地域包括支援センターの7生活圏域を基に、柴原圏域と少路圏域を「北部」に統合した6区分(方角名は都市計画マスタープランの呼称に合わせたもの)。丁目で圏域が分かれる9町は人口の多い側に含めています。年齢別の町丁目データは年2回(4月・10月)の公表で、2026年4月1日現在が最新です。

人口の推移

住民基本台帳(各年4月1日現在)。各年4月1日。人口は2021年の408,736人がピークで、2026年は405,332人(前年比−91人)。世帯数は2013年の182,060から200,943へ増加しています。

町別人口(上位40町)

横軸は人口(人)。色は地域。上新田(20,703人)・東豊中町(16,829人)が突出し、本町・新千里南町・新千里東町が続きます。千里ニュータウンの各町も上位に入ります。カーソルで世帯数・年齢構成を表示。
分布の読み方 北大阪急行・大阪モノレール・阪急宝塚線の3路線が市内を走り、千里中央・豊中・蛍池・緑地公園・庄内の各駅で生活圏が分かれます。配布単位は「駅+圏域」で束ねるのが実態に合います。
第 2 章

年齢構成とリフォーム検討層の分布

50〜79歳は155,155人で市人口の38.3%、65歳以上は104,909人(25.9%)です。自宅リフォームの実施者は、全国調査で世帯主が50代以上の層が約6割(50代16.8%・60代15.1%・70代以上27.8%)を占めるため、この年代の厚さが需要の土台になります。

女性男性濃色=50代〜70代
豊中市全体の人口ピラミッド(10歳階級、2026年4月1日現在)。
155,155人
50〜79歳
構成比 38.3%
64,600人
50代
構成比 15.9%
90,555人
60〜70代
構成比 22.3%
25.9%
65歳以上
104,909人
  • 50代は64,600人(15.9%)で、10歳階級のなかで最も多い層です。60代は45,810人(11.3%)、70代は44,745人(11.0%)で、50〜70代を合わせると4割近くになります。
  • 地域別の50〜79歳比率は、南部(庄内圏域)が41.4%で最も高く(65歳以上も32.4%)、中部38.6%、西部38.3%、北部38.1%、北東部37.8%、東部(緑地圏域)が36.2%で最も低くなっています。北東部(千里圏域)は20代が7.3%と少ない地域です。
  • 50〜79歳の人数が多い町は上新田(7,694人)・東豊中町(6,747人)・本町(4,238人)・新千里東町(3,952人)・新千里南町(3,764人)です。構成比が高いのは(人口1,000人以上の町で)島江町47.9%・大黒町44.1%・螢池南町43.9%で、65歳以上は(人口500人以上の町で)島江町41.0%・大黒町38.4%・北緑丘38.1%が高くなっています。

50〜79歳が多い町(上位40町)

50〜79歳の人数の多い順。右端は町内の構成比と65歳以上の比率。人数では上新田・東豊中町が上位ですが、構成比では島江町(47.9%)・大黒町(44.1%)が高く、配布の密度を見るなら比率の高い町が効率的です。

町別の年齢構成

0〜14歳15〜29歳30〜49歳50〜64歳65歳以上
人口上位40町の年齢5区分構成比(%)。50歳以上の比率が高い順。15〜29歳は10代の一部を含む近似(0〜14歳との差分)。
地域別の年齢構成比(%)。太字は50代〜70代。南部(庄内圏域)は50〜79歳が41.4%、65歳以上が32.4%、80代以上も13.3%と最も高い地域です。北東部(千里圏域)は20代が7.3%と少なく、50〜79歳は37.8%です。

町別 × 年齢階級 × 性別 ヒートマップ

どの町に、どの年代の女性・男性が何人いるかを一枚で見る表です。全102町を地域ごとに人口の多い順で並べています。

実数はその町にいる人数。町内構成比は町ごとの年齢構造の違いを見る用途。市内シェアはその年代・性別の市内合計に占める割合で、「50代は市内のどこに集まっているか」を探す用途。
第 3 章

世帯と住宅ストック(築年と持ち家)

持ち家率は54.2%(住宅・土地統計で値が出る府内38市町村中35位)、一戸建率は31.1%(同36位)です。持ち家の築43年超は23,310戸(同6位)で、率は24.5%と大阪府(24.8%)とほぼ同じ水準ですが、戸数の厚い市です。

54.2%
持ち家率
2023年住宅・土地統計調査
31.1%
一戸建の割合(住宅総数比)
24.5%
持ち家のうち1980年以前(築43年超)の割合
23,310戸
56.3%
持ち家のうち2000年以前(築23年超)の割合
築年判明分
12,250戸
築43年超の持ち家一戸建
持ち家一戸建 49,560戸のうち
13.7%
空き家率

持ち家の築年構成

1970年以前1971〜80年1981〜90年1991〜2000年2001年以降
持ち家(居住世帯のある住宅)の建築時期別の構成比(築年不詳を除く)。右端は1980年以前の合計。豊中市は1980年以前が24.5%で大阪府(24.8%)とほぼ同じ、1981〜2000年は31.9%で府(35.0%)より3.1ポイント低く、2001年以降は43.7%で府(40.2%)より3.5ポイント高くなっています。

持ち家率

一戸建の割合

空き家率

持ち家の築43年超(1980年以前)の割合

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」市区町村別。濃い青が豊中市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市、グレーはその他の府内市町村。豊中市の持ち家率は府内38市町村中35位、一戸建率は36位で、持ち家の半数強(51.6%)が一戸建です。
第 4 章

リフォームの実施状況(工事の種類・築年・高齢者設備・断熱)

持ち家の29.4%(28,200戸)が2019年以降にリフォーム等を行いました。大阪府(27.3%)より2.1ポイント高く、築43年超の持ち家の実施率も41.3%(府35.7%、府内38市町村中9位)と、古い持ち家での工事が進んでいる市です。

29.4%
2019年以降にリフォーム等を行った持ち家
28,200戸/96,000戸(大阪府 27.3%)
17.4%
65歳以上のいる持ち家で高齢者向け設備工事を行った割合
手すり設置 5,450戸・段差解消 1,170戸
66.3%
持ち家で二重サッシ・複層ガラスの窓が無い割合
全ての窓にある 16.2%
3.8%
1980年以前の持ち家で耐震改修工事を行った割合
890戸/23,310戸

どんな工事が行われたか(持ち家、2019年以降)

持ち家に占める、2019年1月〜2023年9月に各工事を行った世帯の割合(複数回答のため合計は実施率を超える)。工事の種類は複数回答のため合計は実施率を超えます。豊中市では水まわり(17.0%)が最も多く、次いで屋根・外壁(12.2%)、内装(9.6%)です。

築年別のリフォーム実施率

建築時期別の、持ち家のリフォーム等の実施率(2019年以降)。1970年以前築が42.9%と最も高く、1990年築までは約4割です。1970年以前築は7,580戸、2001〜10年築は18,280戸あります。

リフォーム実施率(持ち家、2019年以降)

築43年超の持ち家での実施率

築43年超の持ち家の耐震改修実施率

窓の断熱が無い持ち家の割合

65歳以上のいる持ち家の高齢者向け設備工事

2019年以降に手すり設置・段差解消・浴室・トイレの高齢者向け工事を行った割合。豊中市は17.4%で大阪府(18.1%)よりやや低く、府内38市町村中33位です。65歳以上のいる持ち家49,230戸のうち8,570戸が工事を行い、内訳は手すり設置5,450戸・浴室3,800戸・トイレ3,300戸・段差解消1,170戸です。
データの読み方 市区町村別の値は住宅・土地統計調査(標本調査)の推計で、10戸単位に丸められています。工事は複数回答です。築40年超は区分の都合で「1980年以前(築43年超)」で近似しています。
第 5 章

所得と資金力・費用の目安

納税者1人あたりの平均所得は476.4万円で、府内43市町村中3位です。全国調査では工事費の中央値が210万円、平均が405.4万円で、100〜300万円の工事が最も多くなっています。

納税者1人あたり平均所得(府内比較)

総務省「市町村税課税状況等の調」の課税対象所得÷所得割納税義務者数(令和7年度)。濃い青が豊中市(476.4万円、府内43市町村中3位)です。

リフォームにかかった費用(全国・自宅リフォーム実施者)

210万円
費用の中央値
平均 405万円(大型工事に引き上げられる)
470万円
一戸建ての平均費用
平均床面積 103㎡
321万円
うち自己資金(平均)
借入 66万円・補助金 18.5万円
121万円
20〜40代の借入(平均)
50代以上は 29万円

費用帯の分布

自宅リフォーム実施者(全国)の、実際にかかった費用の分布。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者実態調査」。
所得分布について 世帯年収の階級別分布は町丁目単位の公的統計にありません。本資料では市単位の平均所得、築年・持ち家の状況、町別の年齢構成を組み合わせて購買力を見ています。費用は全国値で、大阪府・豊中市に限った調査値は公表されていません。
第 6 章

人の流れと中古住宅流通(購入後リフォーム需要)

2025年の豊中市は310人の転入超過(人口1,000人あたり+0.77、府内43市町村中20位)で、30代の+603人が最大です。中古住宅(戸建の平均成約価格4,108万円・206件、マンション45.5万円/㎡・629件)を買ってリフォームする層も流入しています。

年齢別の転入超過(豊中市)

30代が+603人、0〜9歳が+235人、25〜29歳が+155人と、子育て世帯の流入が目立ちます。20〜24歳は478人の転出超過です。
  • 年齢別の転入超過は、30代+603人・0〜9歳+235人・25〜29歳+155人・40代+61人です。一方、20〜24歳は−478人、50代は−75人、60代は−103人、70歳以上は−86人の転出超過です。
  • 中古戸建の平均成約価格は4,108万円(府内35市町村中2位)、年間206件です。築43年超の持ち家一戸建12,250戸が売却される際、購入後に内装・水まわり・断熱を改修する層の需要が生まれます。中古マンションは45.5万円/㎡(同4位)で、年間629件の成約があります。
  • 転入超過の規模(人口1,000人あたり+0.77)は府内43市町村中20位と中位ですが、流入の中心は30代の子育て世帯です。転入世帯は「いつもの業者」をまだ持たない場合が多いと考えられ、Webの検索(Googleビジネスプロフィール)や不動産会社経由の接点が入口になります。

人口1,000人あたりの転入超過(府内比較)

豊中市は+0.77(人口1,000人あたり)で、府内43市町村中20位です。

中古住宅の成約状況(2025年1〜12月)

中古戸建の平均成約価格(万円)。右端は年間成約件数。
中古マンションの平均成約㎡単価(万円/㎡)。
近畿レインズ マンスリーレポート集計表(2025年12月度)の市区町村別月次値を12か月合算(件数は合計、価格は件数加重平均)したShido算出値。件数の少ない市区は価格の振れが大きい点に注意。豊中市の中古戸建は206件、中古マンションは629件の成約で、戸建は件数が少ないため価格に振れがあります。
第 7 章

競合の母数(リフォームを請ける事業者)

リフォームを担う主な業種の事業所は641、人口1万人あたり15.9所で府内43市町村中31位です。大阪府知事許可でリフォーム関連の許可を持つ本店所在の業者は1,055社(人口1万人あたり26.2社、府内43市町村中33位)で、府内では競合の密度が低い側の市です。

641事業所
リフォームを担う主な業種の事業所数
建築工事業・建築リフォーム工事業+大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事(経済センサス令和3年)
1,055社
リフォーム関連の建設業許可を持つ業者(大阪府知事許可)
建築一式・大工・屋根・塗装・内装・管・電気ほか。市内に本店がある許可業者は全業種で 1,330社
107事業所
建築リフォーム工事業(小分類)
従業者 813人

リフォーム関連の事業所数(人口1万人あたり)

リフォーム関連の建設業許可業者数(人口1万人あたり)

事業所数は建築工事業・建築リフォーム工事業と大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事の合計(経済センサス令和3年)。許可業者は知事許可の本店所在地ベースで、人口は事業所数の分母に使った令和2年国勢調査人口です。

豊中市に本店がある許可業者の業種別(大阪府知事許可)

大阪府知事許可の建設業者名簿(令和8年3月末)を本店所在地で集計。複数業種の許可を持つ業者は各業種に数えるため、合計は業者数を超えます。大臣許可業者(府内に営業所が複数府県にまたがるもの)は市区町村別の公表がなく含みません。

大手・中堅(リフォーム売上高、全国・関西拠点)

企業リフォーム売上高本社備考
積水ハウスグループ1838.7億円大阪市
大和ハウスグループ1786.1億円大阪市
住友不動産グループ1180.5億円東京都
積水化学工業グループ1072億円東京都
ヤマダホールディングス920.1億円群馬県
エディオン668億円大阪市
ニッカホームグループ643.1億円名古屋市
オンテックスグループ220億円大阪市
アートリフォーム101億円吹田市2025年7月期・25店舗
ナサホーム99億円大阪市2025年3月期・34拠点
山商リフォームサービス40超億円大阪市
リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」ほか。SUUMOリフォーム関西版178社、ホームプロ大阪府対応139社(2026年時点)。契約先の内訳(全国規模/地域密着)は第9章。
第 8 章

補助金・減税などの支援制度

豊中市の制度は耐震の診断・改修補助と、省エネのスマートハウス支援補助金が中心です。省エネ分は令和8年度にすべての設備で予算に達して受付を終えています。外壁塗装・屋根修理のみで使える補助は市に「ありません」と明記されています。

豊中市の制度(市の公式サイトで2026年10月8日に確認)

区分制度内容対象受付・出典
耐震木造住宅の耐震設計・耐震改修補助耐震設計:設計費の10分の7と1戸10万円のいずれか低い額。耐震改修:工事費の2分の1と1戸107.5万円(※所得に応じ上限85万円または40万円)のいずれか低い額市内の昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた木造住宅。施工者は建設業法第3条の許可が必要。市の登録施工者であることは補助の要件ではない(市内業者限定なし)。契約前の申込が必要ページに令和8年度の受付期間の記載なし(2025年度手引は2025年4月1日〜12月26日。ページ更新2026年8月6日)。年度途中で予算到達なら終了
公式ページ
耐震建築物の耐震診断補助木造住宅:診断費用の11分の10、1戸5万円、床面積1㎡あたり1,100円のうち最も低い額。木造以外の居住住宅:1戸2.5万円等。特定既存耐震不適格建築物・緊急交通路沿道は100万円と費用の2分の1の低い方市内の昭和56年5月31日以前建築の建物の所有者(区分所有は管理組合)。診断契約前の手続が必要具体的な受付期間の記載なし。予算到達で終了あり
公式ページ
省エネスマートハウス支援補助金(太陽光発電設備)最大出力1kWあたり2万円(上限6万円)10kW未満の自家消費設備。ZEHとの併用不可。工事完了日が令和8年4月1日〜令和9年2月28日令和8年度、予算480万円が9月13日に到達し受付終了
公式ページ
省エネスマートハウス支援補助金(蓄電システム)環境共創イニシアチブ登録の初期実効容量1kWhあたり1万円(上限6万円)工事完了日が令和8年4月1日〜令和9年2月28日令和8年度、予算420万円が9月25日に到達し終了
公式ページ
省エネスマートハウス支援補助金(断熱リフォーム)必要な建築材料の購入費の3分の1(上限6万円)国の『既存住宅における断熱リフォーム支援事業』登録製品(窓・断熱材・ガラス)を使う住宅の断熱改修。ZEHと併用不可。工事完了日が令和8年4月1日〜令和9年2月28日令和8年度、予算360万円が9月28日に到達し終了(到着受付日の先着順)
公式ページ
省エネスマートハウス支援補助金(ZEH)基本20万円。エネファーム併用で6万円加算、蓄電システム併用で1kWhあたり1万円(上限6万円)加算省エネ性能表示でZEHと示された住宅。太陽光・断熱リフォームとの併用不可令和8年度、予算400万円が5月14日に到達し終了
公式ページ
省エネスマートハウス支援補助金(家庭用燃料電池エネファーム)補助額はページ未取得家庭用燃料電池システム令和8年度、予算660万円が6月27日に到達し終了
公式ページ
住まいまわりブロック塀などの撤去費補助次の最低額:工事金額の5分の4/1㎡あたり13,000円×面積の5分の4/上限20万円。1敷地につき1回限り道路(私道含む)に面し、道路面からの高さ60cm超で安全性が確認できないブロック塀等(門柱は対象外)。撤去契約前の申込が必要令和8年度の内容(受付期間・予算・業者要件はページ記載なし。リーフレットPDFは2026年版)
公式ページ
リフォームに関わる補助は耐震と省エネ(スマートハウス支援)が中心で、省エネは令和8年度分が全設備で予算到達済み。耐震は市内業者限定ではなく建設業法許可があればよいが、外壁塗装・屋根のみの補助は無く、市はそうしたネット広告に注意喚起している。 確認できなかった点:耐震改修補助の令和8年度の受付期間・所得区分の基準額(ページは年度表記なし、案内PDFは未取得)、エネファームの補助額、空き家の改修・除却・取得補助の有無(市の補助金一覧ページに掲載なし。木造住宅等の除却費補助が一覧にある可能性があるが未確認)、アスベスト・浄化槽・生垣・三世代同居近居の市独自補助、住宅相談窓口・リフォーム事業者登録の有無、ブロック塀補助の受付期間・予算。年度の記載がないページは更新日・受付期限から判断しています。制度は予算到達で終了するため、最新状況は各公式ページで確認してください。

国の制度(全市共通・2026年10月8日時点の公式サイトで確認)

制度内容期間・条件
先進的窓リノベ2026事業
環境省
既存住宅の窓の断熱改修(内窓・外窓・ガラス)。上限は1戸あたり100万円(集合住宅の棟申請は 100万円×リフォーム住戸数)。工事着手 2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限に達した場合はその時点まで)。登録事業者(窓リノベ事業者)との工事請負契約が必要。
給湯省エネ2026事業
経済産業省
高効率給湯器の導入。エコキュート7万円/台(性能加算+3万円)、ハイブリッド給湯機10万円/台、エネファーム17万円/台。着工 着工日(リフォームは対象機器1台目の設置工事着手日)2025年11月28日〜予算上限到達まで(遅くとも2026年12月31日)。戸建は2台まで。
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
国土交通省・環境省
2016年12月末以前に新築された住宅の断熱改修等。築年と性能で40〜100万円/戸(平成3年築以前の義務基準相当で100万円)。工事着手 工事請負契約日は問わない(着工までに締結)。工事着手は2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限到達時まで)。申請は事業者登録された住宅省エネ支援事業者が代行。
リフォーム促進税制耐震・バリアフリー・省エネ・同居対応・長期優良住宅化・子育て対応の所得税控除(最大控除額は耐震25万円・バリアフリー20万円・省エネ25万円など)と固定資産税の減額。自己居住用、合計所得2,000万円以下、対象工事費50万円超など。金額は令和6年度資料ベースで、令和8年度改正の確認が必要。
介護保険の住宅改修手すり取付け・段差解消・床材変更・引き戸への取替え・洋式便器への取替えなど。支給限度基準額20万円(自己負担1〜3割)。要介護・要支援の認定、事前申請。
長期優良住宅化リフォーム推進事業令和8年度(2026年度)は実施されません(公式サイト記載)。令和7年度は1住戸あたり80万円/160万円。
住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)の公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制について」、介護保険の自治体資料。補助額・期間は予算の消化により終了することがあります。
第 9 章

需要の規模と消費者の行動

持ち家のリフォーム実施は年に約5,940件、金額規模は約101億〜125億円と推計されます。動機は修繕が最多で、築30年以上の住宅では6割を超えます。契約先は地域密着が過半です。

  • 持ち家96,000戸のうち28,200戸(29.4%)が2019年以降に工事を行い、約4.75年で割ると年約5,940件です。1件170万円なら約101億円、210万円なら約125億円の規模になります。
  • リフォームを考え始めたきっかけは、住宅設備・構造の修繕が56.2%、性能・設備の向上(耐震・省エネ等)が31.6%、生活様式・居住人数の変化が17.7%です。築30〜40年は62.9%、築40〜50年は65.8%、築50年以上は82.1%が修繕を挙げています。
  • 契約先は、地域密着の工務店29.5%・地域密着のリフォーム専業23.1%など地域密着が計54.8%、全国規模が計40.5%です。情報源は「いつも工事を依頼している業者」25.1%(70代以上は38.2%)、ネット(ポータル・HP)16.3%、チラシ15.1%、テレビ14.9%で、業者選びで重視した点は担当者の対応・人柄(44.0%)が最多です。
持ち家のリフォーム需要の規模感の推計です(賃貸住宅の大家による工事・分譲マンションの管理組合による大規模修繕は含みません)。実施件数は住宅・土地統計調査2023の「2019年以降に増改築・改修工事等を行った持ち家」を4.75年(2019年1月〜2023年9月)で割ったもの。1件あたり費用は全国値の幅であり、豊中市の実勢ではありません。市内事業者の売上ではありません。

リフォームを考え始めたきっかけ

実施者(全国、複数回答、上位8項目、n=1,175)。

リフォームした箇所

実施者(全国、複数回答、上位10項目)。

契約した事業者のタイプ

実施者(全国、単一回答)。50代以上は地域密着が約7割、20〜40代は全国規模が約6割。

事業者選びで重視した点

実施者(全国、複数回答、上位10項目、n=1,121)。「担当者の対応・人柄」が最多、「リフォーム団体登録事業者であること」は3.1%。

事業者・設計士の情報源(世帯主の年代別、実施者)

全国・実施者の複数回答(%、上位11項目)。色が濃いほど高い。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」。
第 10 章

Shidoからのご提案

データから機械的に導ける範囲の示唆です。貴社の得意工事(水まわり・外壁屋根・断熱・増改築)、価格帯、施工エリアにより優先順位は変わります。

主客層は50〜70代の持ち家世帯

50〜79歳は155,155人(38.3%)、持ち家は96,000戸(54.2%)です。実施者の約6割は世帯主が50代以上です。広告の主語は「50〜70代の持ち家世帯」に置き、訴求は修繕・快適性・安心に寄せます。

Shidoができること:50〜70代の持ち家世帯に向けた、修繕・快適性・安心を伝える案内チラシ・パンフレットのデザイン(デザイン)、50〜70代が手に取る地域媒体への折込・ポスティング(マス・メディア広告)。

築年の古い持ち家は戸数が多い

築43年超の持ち家は23,310戸(府内38市町村中6位)、一戸建だけで12,250戸です。50〜79歳の人数が多い上新田・東豊中町・本町と、比率の高い島江町・大黒町・螢池南町を、配布の優先エリアにできます。

Shidoができること:築年の古い持ち家が多い町を絞り込む配布エリアの商圏分析(リサーチ&インサイト)、そのエリア向けの点検・修繕のご案内チラシのデザイン(デザイン)とポスティング(マス・メディア広告)。

水まわりと外壁・屋根が主戦場

2019年以降の工事は、台所・トイレ・浴室等が17.0%、屋根・外壁等が12.2%、内装が9.6%で、断熱は2.2%にとどまります。水まわりの入口商品と、築年別の外壁・屋根の点検提案を軸に、断熱・窓は補助金とセットで切り出します。

Shidoができること:水まわり・外壁屋根の入口商品と施工事例(費用の内訳つき)を見せるWebサイトの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、「豊中市 外壁塗装」「豊中市 浴室リフォーム」など部位別の検索広告(デジタルマーケティング)。

築43年超でも約6割は工事をしていない

築43年超の持ち家の実施率は41.3%(府35.7%)と高めですが、58.7%は2019年以降に工事をしていません。1970年以前築は実施率42.9%で、点検・耐震診断を入口にした提案が接点になります。

Shidoができること:築年別にまだ動いていない層へ出す、点検・メンテナンスのご案内(築年ごとに訴求を分けたチラシ・DM)のデザイン(デザイン)、築年別の対象世帯の分析(リサーチ&インサイト)。

高齢者設備とバリアフリー

65歳以上のいる持ち家の27.5%(13,390戸)で高齢者向け設備がありません。介護保険の住宅改修(上限20万円)と、手すり・段差解消・浴室・トイレの工事を、同居する家族への提案として組み立てます。

Shidoができること:手すり・段差解消・浴室の工事を同居する家族に説明する案内資料のデザイン(デザイン)、介護保険の住宅改修の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)。

市の省エネ補助は令和8年度分が終了、国の補助は登録事業者が前提

持ち家の66.3%に窓の断熱がなく、国の窓リノベ(上限100万円)・給湯省エネ・みらいエコ住宅は事業者登録が必要です。市のスマートハウス支援補助金は令和8年度の予算に達しているため、次年度の内容を市のページで確認しておきます。

Shidoができること:窓・給湯の補助金の対象工事と申請の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、補助金の申請時期に合わせた検索広告(デジタルマーケティング)。

競合の密度は府内で低い側、価格より人柄と質

リフォーム関連の事業所は人口1万人あたり15.9所(府内43市町村中31位)、許可業者は26.2社(同33位)です。価格だけでなく、担当者の対応・人柄(44.0%)、工事の質(36.2%)、価格の透明さ(30.1%)を打ち出します。

Shidoができること:地域の競合との違い(対応・説明・実績)を打ち出す会社紹介Webサイトとブランドメッセージの設計(ブランディング戦略/Webサイト・コンテンツ制作)、Googleの口コミを集める導線づくり(デジタルマーケティング)。

認知は「いつもの業者」とチラシ、若い層はネットと全国規模

50代以上は地域密着67.0%、情報源は「いつも依頼している業者」やチラシが強い層です。20〜40代はネット・テレビ・SNSの比率が高く、全国規模が58.8%を占めます。町単位の配布と、検索・口コミを分けて設計します。

Shidoができること:OB施主への点検案内・ニュースレター・紹介特典のデザイン(デザイン)、LINE公式アカウントでの配信設計と、若い層に向けたSNS・動画の発信(SNSマーケティング/撮影・映像制作)。

ご提案

貴社のデータをお預かりできれば、ここから先を「貴社専用の戦略」にできます

本資料は公的統計だけで作った豊中市全体の地図です。ここに貴社の受注・反響の実績を重ねると、「どの町の・どの世帯に・どの工事を・どの媒体で」を数字の根拠つきでご提案できます。以下のうち、ご用意いただけるものからで結構です。

① 施工・受注顧客の台帳

施工先の住所(町名まで)・世帯主年齢・築年・工事内容・金額。本資料の町別人口と築年構成に重ね、受注が多い町・築年の古い持ち家が多いのに取れていない町を特定します。

② 反響データ(問い合わせ・見積依頼)

媒体別(ポータルサイト・自社サイト・チラシ・展示場・紹介・Google)の反響数と成約率。媒体ごとの反響単価と成約単価を出し、予算配分を組み替えます。

③ 見積から契約までの記録

見積金額・工事種別・失注理由。水まわり・外壁屋根・断熱・耐震のどれで勝てているかを把握し、築年別の提案メニューを設計します。

④ 過去の広告実績

ポスティング・折込の配布エリアと部数、Web広告の配信地域と結果。効いたエリア・効かなかったエリアを町別データと照合し、次の配布範囲を決めます。

⑤ Webサイト・Googleビジネスプロフィール・LINE

サイトの流入経路と地域、GBPの検索表示・電話数、LINE友だち数。「豊中市 リフォーム」「豊中市 外壁塗装」等の検索需要のうち貴社が取れている割合を推定します。

⑥ 施主アンケート(知ったきっかけ・決め手)

全国調査(担当者の対応・人柄44.0%、工事の質・技術36.2%)を貴社の実態に置き換え、紹介・OB施主・補助金提案の効果を比べられるようにします。

お預かりした後の進め方 ①〜⑥のうち揃ったものから、町別の受注・反響マップ、媒体別の反響単価表、補助金を使った提案シナリオ、次期の配布エリア案を作り、2〜3週間で「貴社版」の資料としてお返しします。個人情報は町名・年代などに集計した形で扱い、氏名・番地までの情報はお預かりしません。

出典

データの出所と注意事項

数値は各出典の公表値、または公表値からの計算値です。

  1. 豊中市「年齢別人口【町丁目別・校区別等】」(BODIK オープンデータ、令和8年4月1日現在、住民基本台帳)、「住民基本台帳世帯人口数調査」。https://data.bodik.jp/dataset/272035_jinkou_age 豊中市 地域包括支援センター担当エリア表(2022年8月)、都市計画マスタープラン。
  2. 総務省「令和5年住宅・土地統計調査」住宅及び世帯に関する基本集計(築年・設備)、構造等集計(2019年以降の増改築・改修工事、耐震改修、高齢者等のための設備工事、持ち家の建て方×建築時期)。市区町村値は標本調査による推計値で10戸単位に丸められている(e-Stat)。
  3. 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類別事業所数(064 建築工事業、065 木造建築工事業、066 建築リフォーム工事業、071 大工、075 左官、076 板金・金物、077 塗装、078 床・内装、081 電気、083 管工事)。
  4. 大阪府「建設業許可業者名簿」(令和8年3月31日現在、知事許可)を本店所在市区町村別にShidoが集計。国土交通省「建設業許可業者数調査の結果」(令和8年3月末)で府合計の整合を確認。
  5. 総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」第11表(課税対象所得÷所得割納税義務者数)。
  6. 総務省「住民基本台帳人口移動報告 2025年」市区町村別・年齢5歳階級別転入超過数。
  7. 近畿レインズ(公益社団法人近畿圏不動産流通機構)マンスリーレポート集計表 2025年12月度。2025年1〜12月の月次値を合算したShido算出値。
  8. 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」(2026年2月、全国インターネット調査。関西・大阪府単独の集計値は公表されていない)。
  9. 国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」(三大都市圏のリフォーム資金の平均)。矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査(2026年)」(2025年市場規模7兆5,119億円・2026年予測7.7兆円)。
  10. 住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制」、リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」(2026年10月8日確認)。
  11. 豊中市の補助制度:www.city.toyonaka.osaka.jp(各市公式サイト、2026年10月8日確認)。
市の補助制度は2026年10月8日時点の市の公表ページの確認です。耐震改修補助の令和8年度の受付期間・所得区分の基準額、エネファームの補助額、空き家関連の補助の有無は確認できていません。住民基本台帳(2026年4月1日現在)と国勢調査・住宅・土地統計調査(2023年)は基準日と定義が異なるため、章によって人口・世帯数の値が異なります。リフォーム需要の推計は住宅・土地統計の実施件数に全国の費用水準を掛けた規模感の目安で、市内企業の売上ではありません。