株式会社Shido 調査レポート

リフォーム業界向けマーケティング資料〈大阪府吹田市〉人口・築年・リフォーム実施状況・競合・補助制度の基礎資料(2026年10月版)

対象地域 大阪府吹田市 全91町人口基準日 2026年3月末(住民基本台帳)用途 リフォーム会社・工務店の広告戦略検討用(企業非依存)

吹田市でリフォーム・外壁塗装・水まわり改修などを手がける事業者が、広告の「誰に・どこで・何を」を決めるための共通データです。特定の企業を前提にせず、住民基本台帳を町単位まで分解し、住宅・土地統計の築年とリフォーム実施状況、競合の母数、市と国の補助制度を北摂・北河内の市町村と並べています。吹田市は持ち家率が50.4%と府内38市町村中37位で、持ち家の6割が共同住宅等という集合住宅の多い市ですが、平均所得は府内43市町村中2位と高く、1970年以前築の持ち家の実施率は46.1%に達します。各図は数値にカーソルを合わせると内訳が表示されます。

385,999人
総人口(2026年3月末・住民基本台帳)
2021年比 +7,130人
190,197世帯
世帯数 1世帯あたり2.03人
36.6%
50〜79歳の比率(141,291人)
リフォーム実施の中心層
50.4%
持ち家率(2023年住宅・土地統計)
一戸建率 23.7%
23.1%
持ち家のうち築43年超(1980年以前)
21,330戸
28.8%
持ち家で2019年以降にリフォームした割合
26,890戸(約5年)
第 1 章

人口と地域別の分布

人口は約38.6万人(2026年3月末)。山田・千里丘地域が21.4%で最も多く、豊津・江坂・南吹田、千里山・佐井寺、千里ニュータウン・万博・阪大の3地域がそれぞれ18〜20%で並びます。人口は約10年で2万人増え、世帯数はそれ以上に増えています。

地域別集計。住民基本台帳 2026年3月末。地域は吹田市第3次総合計画「地域別計画」の6ブロック(JR以南/片山・岸部/豊津・江坂・南吹田/千里山・佐井寺/山田・千里丘/千里ニュータウン・万博・阪大)。町名と地域の対応は市の子育て応援サイトの地域一覧に従い、番地で地域が分かれる町(山田西・出口町・西の庄町など)は主たる側に寄せています。江坂町は1〜4丁目と5丁目で地域が異なるため2行に分けました。世帯数の少ない町丁は市が隣接町丁に合算して公表しており、町の合計は市総数(385,999人)と一致します。

人口の推移

住民基本台帳(各年12月末、右端のみ2026年8月末)。2015年末の367,068人から2026年8月末の387,654人へ20,586人(5.6%)増加。世帯数は166,190から191,732へ25,542増え、1世帯あたり人員は2.21人から2.02人に縮小しています。

町別人口(上位40町)

横軸は人口(人)。色は地域。山田西(19,719人)・垂水町(17,684人)・江坂町1〜4丁目(16,086人)が上位で、千里山西・山田東・藤白台・古江台・原町が続きます。上位8町で市人口の29.3%です。カーソルで世帯数・年齢構成を表示。
分布の読み方 91町のうち1万人を超える町が8つあり、大きな町に人口がまとまっています。江坂駅周辺(垂水町・江坂町)のマンション集積地、阪急千里線沿いの千里山・山田、千里ニュータウンの団地・住宅地と、地域ごとに住まいの形が大きく異なります。配布・配信は「駅+地域」で分けて設計するのが実態に合います。
第 2 章

年齢構成とリフォーム検討層の分布

50〜79歳は141,291人で市人口の36.6%、65歳以上は91,591人(23.7%)です。自宅リフォームの実施者は、全国調査で世帯主が50代以上の層が約6割(50代16.8%・60代15.1%・70代以上27.8%)を占めるため、この年代の厚さが需要の土台になります。地域別では山田・千里丘が50〜79歳39.9%と最も高く、豊津・江坂・南吹田は30.9%です。

女性男性濃色=50代〜70代
吹田市全体の人口ピラミッド(10歳階級、2026年3月末)。
141,291人
50〜79歳
構成比 36.6%
60,134人
50代
構成比 15.6%
81,157人
60〜70代
構成比 21.0%
23.7%
65歳以上
91,591人
  • 50代は60,134人(15.6%)で、10歳階級のなかで最も多い層です。60代は40,454人(10.5%)、70代は40,703人(10.5%)で、50〜70代を合わせると36.6%です。
  • 地域別の50〜79歳比率は、山田・千里丘が39.9%で最も高く、千里ニュータウン・万博・阪大39.2%、JR以南37.8%、片山・岸部36.6%、千里山・佐井寺35.7%と続き、豊津・江坂・南吹田が30.9%と最も低くなっています。豊津・江坂・南吹田は20代が18.5%と若く、65歳以上は16.9%です。65歳以上が最も高いのは千里ニュータウン・万博・阪大の28.4%です。
  • 50〜79歳の人数が多い町は山田西(9,128人)・山田東(5,435人)・垂水町(5,413人)・千里山西(5,137人)・江坂町1〜4丁目(5,120人)です。構成比が高いのは上山田50.5%・五月が丘東49.5%・川園町49.2%(人口1,000人以上の町)で、65歳以上は川園町41.9%・五月が丘東39.0%・樫切山38.6%・高野台38.0%が高くなっています(人口500人以上の町)。

50〜79歳が多い町(上位40町)

50〜79歳の人数の多い順。右端は町内の構成比と65歳以上の比率。人数では山田西・山田東・垂水町が上位ですが、構成比では上山田(50.5%)・五月が丘東(49.5%)・川園町(49.2%)が高く、配布の密度を見るなら比率の高い町が効率的です。

町別の年齢構成

0〜14歳15〜29歳30〜49歳50〜64歳65歳以上
人口上位40町の年齢5区分構成比(%)。50歳以上の比率が高い順。15〜29歳は10代の一部を含む近似(0〜14歳との差分)。
地域別の年齢構成比(%)。太字は50代〜70代。山田・千里丘は50〜79歳が39.9%で最も高く、千里ニュータウン・万博・阪大は65歳以上28.4%・80歳以上11.7%と高齢の厚い地域です。豊津・江坂・南吹田は20代が18.5%と若く、50〜79歳は30.9%です。

町別 × 年齢階級 × 性別 ヒートマップ

どの町に、どの年代の女性・男性が何人いるかを一枚で見る表です。全91町を地域ごとに人口の多い順で並べています。

実数はその町にいる人数。町内構成比は町ごとの年齢構造の違いを見る用途。市内シェアはその年代・性別の市内合計に占める割合で、「50代は市内のどこに集まっているか」を探す用途。
第 3 章

世帯と住宅ストック(築年と持ち家)

持ち家率は50.4%(住宅・土地統計で値が出る府内38市町村中37位)、持ち家の23.1%が1980年以前の建築(同32位)で、大阪府(24.8%)より低い市です。ただし築43年超の持ち家は21,330戸と府内7位で、戸数としては厚みがあります。

50.4%
持ち家率
2023年住宅・土地統計調査
23.7%
一戸建の割合(住宅総数比)
23.1%
持ち家のうち1980年以前(築43年超)の割合
21,330戸
56.2%
持ち家のうち2000年以前(築23年超)の割合
築年判明分
9,820戸
築43年超の持ち家一戸建
持ち家一戸建 37,280戸のうち
12.0%
空き家率

持ち家の築年構成

1970年以前1971〜80年1981〜90年1991〜2000年2001年以降
持ち家(居住世帯のある住宅)の建築時期別の構成比(築年不詳を除く)。右端は1980年以前の合計。吹田市は1980年以前が23.1%で大阪府(24.8%)より1.7ポイント低く、2001年以降は43.8%で府(40.2%)より3.6ポイント高くなっています。1981〜2000年は33.2%で府(35.0%)より1.8ポイント低い構成です。

持ち家率

一戸建の割合

空き家率

持ち家の築43年超(1980年以前)の割合

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」市区町村別。濃い青が吹田市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市、グレーはその他の府内市町村(北摂・北河内)。吹田市の持ち家率は北摂・北河内の比較16市町村中15位、一戸建率(23.7%)も15位で、集合住宅の多い市です。
第 4 章

リフォームの実施状況(工事の種類・築年・高齢者設備・断熱)

持ち家の28.8%(26,890戸)が2019年以降にリフォーム等を行いました。大阪府(27.3%)より1.5ポイント高く、築43年超の持ち家の実施率は37.9%(府35.7%)です。とくに1970年以前築は46.1%(府34.5%)と高くなっています。

28.8%
2019年以降にリフォーム等を行った持ち家
26,890戸/93,480戸(大阪府 27.3%)
17.5%
65歳以上のいる持ち家で高齢者向け設備工事を行った割合
手すり設置 4,410戸・段差解消 1,170戸
60.9%
持ち家で二重サッシ・複層ガラスの窓が無い割合
全ての窓にある 18.8%
2.8%
1980年以前の持ち家で耐震改修工事を行った割合
600戸/21,330戸

どんな工事が行われたか(持ち家、2019年以降)

持ち家に占める、2019年1月〜2023年9月に各工事を行った世帯の割合(複数回答のため合計は実施率を超える)。工事の種類は複数回答のため合計は実施率を超えます。吹田市では水まわり(18.4%)が最も多く、次いで屋根・外壁(9.9%)と内装(9.5%)がほぼ並びます。

築年別のリフォーム実施率

建築時期別の、持ち家のリフォーム等の実施率(2019年以降)。1970年以前築(5,490戸)が46.1%と最も高く、1981〜90年築が39.6%で次ぎます。2001年以降の築が新しいほど低くなります。

リフォーム実施率(持ち家、2019年以降)

築43年超の持ち家での実施率

築43年超の持ち家の耐震改修実施率

窓の断熱が無い持ち家の割合

65歳以上のいる持ち家の高齢者向け設備工事

2019年以降に手すり設置・段差解消・浴室・トイレの高齢者向け工事を行った割合。吹田市は17.5%で大阪府(18.1%)とほぼ同じ水準で、府内38市町村中32位です。65歳以上のいる持ち家43,760戸のうち7,660戸が工事を行い、内訳は手すり設置4,410戸・浴室3,960戸・トイレ3,710戸・段差解消1,170戸です(複数回答)。
データの読み方 市区町村別の値は住宅・土地統計調査(標本調査)の推計で、10戸単位に丸められています。工事は複数回答です。築40年超は区分の都合で「1980年以前(築43年超)」で近似しています。
第 5 章

所得と資金力・費用の目安

納税者1人あたりの平均所得は478.4万円で、府内43市町村中2位(比較16市町村中2位)です。全国調査では工事費の中央値が210万円、平均が405.4万円で、100〜300万円の工事が最も多くなっています。

納税者1人あたり平均所得(府内比較)

総務省「市町村税課税状況等の調」の課税対象所得÷所得割納税義務者数(令和7年度)。濃い青が吹田市(478.4万円、府内43市町村中2位)です。

リフォームにかかった費用(全国・自宅リフォーム実施者)

210万円
費用の中央値
平均 405万円(大型工事に引き上げられる)
470万円
一戸建ての平均費用
平均床面積 103㎡
321万円
うち自己資金(平均)
借入 66万円・補助金 18.5万円
121万円
20〜40代の借入(平均)
50代以上は 29万円

費用帯の分布

自宅リフォーム実施者(全国)の、実際にかかった費用の分布。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者実態調査」。
所得分布について 世帯年収の階級別分布は町丁目単位の公的統計にありません。本資料では市単位の平均所得、築年・持ち家の状況、町別の年齢構成を組み合わせて購買力を見ています。費用は全国値で、大阪府・吹田市に限った調査値は公表されていません。
第 6 章

人の流れと中古住宅流通(購入後リフォーム需要)

2025年の吹田市は1,706人の転入超過(人口1,000人あたり+4.32、府内43市町村中7位、比較16市町村中5位)で、20〜24歳の+751人が最大です。中古住宅(戸建の平均成約価格5,134万円・134件、マンション47.9万円/㎡・737件)は府内でも高価格帯です。

年齢別の転入超過(吹田市)

20〜24歳が+751人、25〜29歳が+502人、30代が+372人、10代が+351人と若い層の流入が目立ちます。40代以上は転出超過で、50代は103人、60代は101人です。
  • 年齢別の転入超過は、20〜24歳+751人・25〜29歳+502人・30代+372人・10代+351人です。0〜9歳は+27人で、40代は41人、50代は103人、60代は101人、70歳以上は52人の転出超過です。
  • 中古戸建の平均成約価格は5,134万円(府内35市町村中1位、比較16市町村中1位)ですが、年間134件と少なく価格の振れがあります。中古マンションは47.9万円/㎡(府内35市町村中3位)、737件です。購入後に内装・水まわり・設備を改修する層の需要が生まれます。
  • 転入超過+1,706人は比較16市町村中5位です。流入の中心は20〜30代で、50代以上は転出超過のため、リフォームの主客層である既存の持ち家世帯と、流入する若い世帯とで広告の接点を分ける必要があります。転入世帯は「いつもの業者」をまだ持たない場合が多いと考えられ、Webの検索(Googleビジネスプロフィール)や不動産会社経由の接点が入口になります。

人口1,000人あたりの転入超過(府内比較)

吹田市は+1,706人(人口1,000人あたり+4.32)で、比較16市町村中5位です。

中古住宅の成約状況(2025年1〜12月)

中古戸建の平均成約価格(万円)。右端は年間成約件数。
中古マンションの平均成約㎡単価(万円/㎡)。
近畿レインズ マンスリーレポート集計表(2025年12月度)の市区町村別月次値を12か月合算(件数は合計、価格は件数加重平均)したShido算出値。件数の少ない市区は価格の振れが大きい点に注意。吹田市の中古戸建は134件、中古マンションは737件の成約で、戸建は件数が少ないため価格に振れがあります。
第 7 章

競合の母数(リフォームを請ける事業者)

リフォームを担う主な業種の事業所は541、人口1万人あたり14.0所で府内43市町村中37位(比較16市町村中13位)です。大阪府知事許可でリフォーム関連の許可を持つ本店所在の業者は880社(人口1万人あたり22.8社、府内43市町村中38位、比較16市町村中13位)で、競合の密度が低い市です。

541事業所
リフォームを担う主な業種の事業所数
建築工事業・建築リフォーム工事業+大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事(経済センサス令和3年)
880社
リフォーム関連の建設業許可を持つ業者(大阪府知事許可)
建築一式・大工・屋根・塗装・内装・管・電気ほか。市内に本店がある許可業者は全業種で 1,088社
76事業所
建築リフォーム工事業(小分類)
従業者 538人

リフォーム関連の事業所数(人口1万人あたり)

リフォーム関連の建設業許可業者数(人口1万人あたり)

事業所数は建築工事業・建築リフォーム工事業と大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事の合計(経済センサス令和3年)。許可業者は知事許可の本店所在地ベースで、人口は事業所数の分母に使った人口です。

吹田市に本店がある許可業者の業種別(大阪府知事許可)

大阪府知事許可の建設業者名簿(令和8年3月末)を本店所在地で集計。複数業種の許可を持つ業者は各業種に数えるため、合計は業者数を超えます。大臣許可業者(府内に営業所が複数府県にまたがるもの)は市区町村別の公表がなく含みません。

大手・中堅(リフォーム売上高、全国・関西拠点)

企業リフォーム売上高本社備考
積水ハウスグループ1838.7億円大阪市
大和ハウスグループ1786.1億円大阪市
住友不動産グループ1180.5億円東京都
積水化学工業グループ1072億円東京都
ヤマダホールディングス920.1億円群馬県
エディオン668億円大阪市
ニッカホームグループ643.1億円名古屋市
オンテックスグループ220億円大阪市
アートリフォーム101億円吹田市2025年7月期・25店舗
ナサホーム99億円大阪市2025年3月期・34拠点
山商リフォームサービス40超億円大阪市
リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」ほか。SUUMOリフォーム関西版178社、ホームプロ大阪府対応139社(2026年時点)。契約先の内訳(全国規模/地域密着)は第9章。
第 8 章

補助金・減税などの支援制度

吹田市の制度は耐震の診断・改修・除却補助とアスベスト調査補助が中心で、一般のリフォーム助成はありません。令和8年度の耐震改修・設計補助は予算額に達しています(2026年9月29日更新)。国の住宅省エネ2026(窓・給湯・断熱)の併用が提案の軸になります。

吹田市の制度(市の公式サイトで2026年10月8日に確認)

区分制度内容対象受付・出典
耐震木造住宅の耐震改修・除却補助耐震改修:工事費の5分の4と、80万円(特定世帯105万円)×住居戸数のいずれか少ない額(令和8年度から増額)。除却:除却費の5分の4・上限50万円(長屋・共同住宅は1棟50万円)昭和56年5月31日以前に建築主事の確認を受けた木造住宅。課税所得507万円未満の個人所有者(除却は資産1,000万円以下も)。特定世帯は世帯合計所得256万8千円以下。施工者は建設業法第3条第1項の許可が必要で、市内業者に限る要件ではない。契約前の事前協議が必要令和8年度の耐震改修補助金は予算額に達した(ページ更新2026年9月29日)。年度予算内の先着順
公式ページ
耐震木造住宅の耐震設計補助設計費の7/10と10万円×住居戸数のいずれか少ない額耐震設計を行う木造住宅(事前に現地調査)令和8年度の耐震設計補助金は予算額に達した(2026年9月29日更新)。先着順
公式ページ
耐震耐震診断の補助木造住宅:診断費用の10/11と5万円×住居戸数の少ない方(木造部分の延べ面積に応じた上限あり)。非木造住宅:費用の1/2・上限100万円昭和56年5月31日以前に建築主事の確認を受けた住宅で居住中または居住予定木造住宅は引き続き申請受付中(ページ記載)。非木造住宅等は予算額に達した。先着順
公式ページ
住まいまわり既存民間建築物アスベスト含有調査補助アスベスト含有調査に要した額(限度額25万円)吹付けアスベスト等が施工されているおそれがある建築物の所有者(区分所有は管理組合)。調査前の事前申請が必要受付期間の記載なし。令和12年度末制度終了予定(ページ更新2026年4月1日、令和8年度の明記なし)
公式ページ
住まいまわり土砂災害特別警戒区域内の既存住宅に対する移転・補強補助制度補助率・上限額はページに記載なし(リーフレットPDF参照)同区域が指定される以前に建築された居室を有する建築物。採択要件あり、事前申請が必要ページに記載なし
公式ページ
相談窓口建築相談窓口(専門家相談)新築・増改築・リフォーム・耐震について専門家に相談(一級建築士、大阪建築士事務所協会の相談員)。事業者紹介の記載なし個人住宅等通年(予約制、開発審査室)
公式ページ
市の補助は耐震(改修・設計・診断・除却)とアスベスト調査が中心で、令和8年度の耐震改修・設計は9月に予算到達済み。施工者は建設業法の許可が要件で市内業者限定は無く、省エネ・空き家は国の制度案内にとどまる。 確認できなかった点:耐震改修補助の具体的な受付期間(先着順で期間記載なし)、土砂災害特別警戒区域の移転・補強補助の補助率・上限(リーフレット未確認)、ブロック塀撤去補助の有無(検索で該当ページ見つからず、一覧にも無い)、浄化槽・生垣・三世代同居近居・子育て世帯向け住宅取得補助の有無、市のリフォーム事業者登録制度(府のマイスター制度の案内のみ確認)。年度の記載がないページは更新日・受付期限から判断しています。制度は予算到達で終了するため、最新状況は各公式ページで確認してください。

国の制度(全市共通・2026年10月8日時点の公式サイトで確認)

制度内容期間・条件
先進的窓リノベ2026事業
環境省
既存住宅の窓の断熱改修(内窓・外窓・ガラス)。上限は1戸あたり100万円(集合住宅の棟申請は 100万円×リフォーム住戸数)。工事着手 2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限に達した場合はその時点まで)。登録事業者(窓リノベ事業者)との工事請負契約が必要。
給湯省エネ2026事業
経済産業省
高効率給湯器の導入。エコキュート7万円/台(性能加算+3万円)、ハイブリッド給湯機10万円/台、エネファーム17万円/台。着工 着工日(リフォームは対象機器1台目の設置工事着手日)2025年11月28日〜予算上限到達まで(遅くとも2026年12月31日)。戸建は2台まで。
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
国土交通省・環境省
2016年12月末以前に新築された住宅の断熱改修等。築年と性能で40〜100万円/戸(平成3年築以前の義務基準相当で100万円)。工事着手 工事請負契約日は問わない(着工までに締結)。工事着手は2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限到達時まで)。申請は事業者登録された住宅省エネ支援事業者が代行。
リフォーム促進税制耐震・バリアフリー・省エネ・同居対応・長期優良住宅化・子育て対応の所得税控除(最大控除額は耐震25万円・バリアフリー20万円・省エネ25万円など)と固定資産税の減額。自己居住用、合計所得2,000万円以下、対象工事費50万円超など。金額は令和6年度資料ベースで、令和8年度改正の確認が必要。
介護保険の住宅改修手すり取付け・段差解消・床材変更・引き戸への取替え・洋式便器への取替えなど。支給限度基準額20万円(自己負担1〜3割)。要介護・要支援の認定、事前申請。
長期優良住宅化リフォーム推進事業令和8年度(2026年度)は実施されません(公式サイト記載)。令和7年度は1住戸あたり80万円/160万円。
住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)の公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制について」、介護保険の自治体資料。補助額・期間は予算の消化により終了することがあります。
第 9 章

需要の規模と消費者の行動

持ち家のリフォーム実施は年に約5,660件、金額規模は約96億〜119億円と推計されます。動機は修繕が最多で、築30年以上の住宅では6割を超えます。契約先は地域密着が過半です。

  • 持ち家93,480戸のうち26,890戸(28.8%)が2019年以降に工事を行い、約4.75年で割ると年約5,660件です。1件170万円なら約96億円、210万円なら約119億円の規模になります。
  • リフォームを考え始めたきっかけは、住宅設備・構造の修繕が56.2%、性能・設備の向上(耐震・省エネ等)が31.6%、生活様式・居住人数の変化が17.7%です。築30〜40年は62.9%、築40〜50年は65.8%、築50年以上は82.1%が修繕を挙げています。
  • 契約先は、地域密着の工務店29.5%・地域密着のリフォーム専業23.1%など地域密着が計54.8%、全国規模が計40.5%です。情報源は「いつも工事を依頼している業者」25.1%(70代以上は38.2%)、ネット(ポータル・HP)16.3%、チラシ15.1%、テレビ14.9%で、業者選びで重視した点は担当者の対応・人柄(44.0%)が最多です。
持ち家のリフォーム需要の規模感の推計です(賃貸住宅の大家による工事・分譲マンションの管理組合による大規模修繕は含みません)。実施件数は住宅・土地統計調査2023の「2019年以降に増改築・改修工事等を行った持ち家」を4.75年(2019年1月〜2023年9月)で割ったもの。1件あたり費用は全国値の幅であり、吹田市の実勢ではありません。市内事業者の売上ではありません。

リフォームを考え始めたきっかけ

実施者(全国、複数回答、上位8項目、n=1,175)。

リフォームした箇所

実施者(全国、複数回答、上位10項目)。

契約した事業者のタイプ

実施者(全国、単一回答)。50代以上は地域密着が約7割、20〜40代は全国規模が約6割。

事業者選びで重視した点

実施者(全国、複数回答、上位10項目、n=1,121)。「担当者の対応・人柄」が最多、「リフォーム団体登録事業者であること」は3.1%。

事業者・設計士の情報源(世帯主の年代別、実施者)

全国・実施者の複数回答(%、上位11項目)。色が濃いほど高い。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」。
第 10 章

Shidoからのご提案

データから機械的に導ける範囲の示唆です。貴社の得意工事(水まわり・外壁屋根・断熱・増改築)、価格帯、施工エリアにより優先順位は変わります。

主客層は50〜70代の持ち家世帯で、山田・千里丘と千里ニュータウンが厚い

50〜79歳は141,291人(36.6%)、持ち家は93,480戸(持ち家率50.4%)です。実施者の約6割は世帯主が50代以上です。50〜79歳の比率は山田・千里丘(39.9%)と千里ニュータウン・万博・阪大(39.2%)が高く、豊津・江坂・南吹田(30.9%)は若い地域です。

Shidoができること:50〜70代の持ち家世帯に向けた、修繕・快適性・安心を伝える案内チラシ・パンフレットのデザイン(デザイン)、50〜70代が手に取る地域媒体への折込・ポスティング(マス・メディア広告)。

築年の古い持ち家は少なめでも戸数は府内7位

持ち家の23.1%が1980年以前築(府より低い)ですが、戸数は21,330戸(府内7位)、一戸建だけで9,820戸です。50〜79歳の人数が多い山田西・山田東・千里山西と、比率の高い上山田・五月が丘東・川園町が、配布の最優先エリアにできます。

Shidoができること:築年の古い持ち家が多い町を絞り込む配布エリアの商圏分析(リサーチ&インサイト)、そのエリア向けの点検・修繕のご案内チラシのデザイン(デザイン)とポスティング(マス・メディア広告)。

水まわりと内装・断熱が府より進んだ構成

2019年以降の工事は、台所・トイレ・浴室等が18.4%、屋根・外壁等が9.9%、内装が9.5%、断熱が3.3%で、屋根・外壁は府(11.9%)より低くなっています。水まわりの入口商品に加え、築年別の外壁・屋根の点検提案が一戸建向けの余地になります。

Shidoができること:水まわり・外壁屋根の入口商品と施工事例(費用の内訳つき)を見せるWebサイトの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、「吹田市 外壁塗装」「吹田市 浴室リフォーム」など部位別の検索広告(デジタルマーケティング)。

1970年以前築は動いているが、1981〜2000年築の更新時期が来る

1970年以前築の持ち家5,490戸の実施率は46.1%で、府(34.5%)より11.6ポイント高くなっています。一方、一戸建のうち1981〜2000年築は11,340戸あり、築23年超の水まわり・外壁の更新時期にあたります。

Shidoができること:築年別にまだ動いていない層へ出す、点検・メンテナンスのご案内(築年ごとに訴求を分けたチラシ・DM)のデザイン(デザイン)、築年別の対象世帯の分析(リサーチ&インサイト)。

高齢者設備とバリアフリー

65歳以上のいる持ち家の23.7%(10,300戸)で高齢者向け設備がありません。介護保険の住宅改修(上限20万円)と、手すり・段差解消・浴室・トイレの工事を、同居する家族への提案として組み立てます。

Shidoができること:手すり・段差解消・浴室の工事を同居する家族に説明する案内資料のデザイン(デザイン)、介護保険の住宅改修の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)。

窓・給湯の補助金は登録事業者でなければ使えない

持ち家の60.9%に窓の断熱がなく、国の窓リノベ(上限100万円)・給湯省エネ・みらいエコ住宅は事業者登録が必要です。市独自の省エネ補助は確認できないため、登録の有無と提案力が受注の分かれ目になります。

Shidoができること:窓・給湯の補助金の対象工事と申請の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、補助金の申請時期に合わせた検索広告(デジタルマーケティング)。

競合は府内でも密度が低い

リフォーム関連の事業所は人口1万人あたり14.0所(比較16市町村中13位)、許可業者は22.8社(同13位)、持ち家1,000戸あたり5.8所(府平均7.5所)で、密度は低めです。担当者の対応・人柄(44.0%)、工事の質(36.2%)、価格の透明さ(30.1%)を打ち出し、対応エリアを明示します。

Shidoができること:地域の競合との違い(対応・説明・実績)を打ち出す会社紹介Webサイトとブランドメッセージの設計(ブランディング戦略/Webサイト・コンテンツ制作)、Googleの口コミを集める導線づくり(デジタルマーケティング)。

認知は「いつもの業者」とチラシ、若い層はネットと全国規模

50代以上は地域密着67.0%、情報源は「いつも依頼している業者」やチラシが強い層です。20〜40代はネット・テレビ・SNSの比率が高く、全国規模が58.8%を占めます。吹田市は流入が20〜30代に偏るため、地域+駅単位の配布と、検索・口コミを分けて設計します。

Shidoができること:OB施主への点検案内・ニュースレター・紹介特典のデザイン(デザイン)、LINE公式アカウントでの配信設計と、若い層に向けたSNS・動画の発信(SNSマーケティング/撮影・映像制作)。

ご提案

貴社のデータをお預かりできれば、ここから先を「貴社専用の戦略」にできます

本資料は公的統計だけで作った吹田市全体の地図です。ここに貴社の受注・反響の実績を重ねると、「どの町の・どの世帯に・どの工事を・どの媒体で」を数字の根拠つきでご提案できます。以下のうち、ご用意いただけるものからで結構です。

① 施工・受注顧客の台帳

施工先の住所(町名まで)・世帯主年齢・築年・工事内容・金額。本資料の町別人口と築年構成に重ね、受注が多い町・築年の古い持ち家が多いのに取れていない町を特定します。

② 反響データ(問い合わせ・見積依頼)

媒体別(ポータルサイト・自社サイト・チラシ・展示場・紹介・Google)の反響数と成約率。媒体ごとの反響単価と成約単価を出し、予算配分を組み替えます。

③ 見積から契約までの記録

見積金額・工事種別・失注理由。水まわり・外壁屋根・断熱・耐震のどれで勝てているかを把握し、築年別の提案メニューを設計します。

④ 過去の広告実績

ポスティング・折込の配布エリアと部数、Web広告の配信地域と結果。効いたエリア・効かなかったエリアを町別データと照合し、次の配布範囲を決めます。

⑤ Webサイト・Googleビジネスプロフィール・LINE

サイトの流入経路と地域、GBPの検索表示・電話数、LINE友だち数。「吹田市 リフォーム」「吹田市 外壁塗装」等の検索需要のうち貴社が取れている割合を推定します。

⑥ 施主アンケート(知ったきっかけ・決め手)

全国調査(担当者の対応・人柄44.0%、工事の質・技術36.2%)を貴社の実態に置き換え、紹介・OB施主・補助金提案の効果を比べられるようにします。

お預かりした後の進め方 ①〜⑥のうち揃ったものから、町別の受注・反響マップ、媒体別の反響単価表、補助金を使った提案シナリオ、次期の配布エリア案を作り、2〜3週間で「貴社版」の資料としてお返しします。個人情報は町名・年代などに集計した形で扱い、氏名・番地までの情報はお預かりしません。

出典

データの出所と注意事項

数値は各出典の公表値、または公表値からの計算値です。

  1. 吹田市「町丁別・年齢別人口(5歳刻み)、世帯数」(令和8年3月31日現在、住民基本台帳)、「毎月末町丁別人口・世帯数」、「毎月末人口・世帯数」。https://www.city.suita.osaka.jp/shisei/1019075/1019077/1005453.html https://www.city.suita.osaka.jp/shisei/1019075/1019077/1005432.html 吹田市「第3次総合計画」基本計画 地域別計画。
  2. 総務省「令和5年住宅・土地統計調査」住宅及び世帯に関する基本集計(築年・設備)、構造等集計(2019年以降の増改築・改修工事、耐震改修、高齢者等のための設備工事、持ち家の建て方×建築時期)。市区町村値は標本調査による推計値で10戸単位に丸められている(e-Stat)。
  3. 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類別事業所数(064 建築工事業、065 木造建築工事業、066 建築リフォーム工事業、071 大工、075 左官、076 板金・金物、077 塗装、078 床・内装、081 電気、083 管工事)。
  4. 大阪府「建設業許可業者名簿」(令和8年3月31日現在、知事許可)を本店所在市区町村別にShidoが集計。国土交通省「建設業許可業者数調査の結果」(令和8年3月末)で府合計の整合を確認。
  5. 総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」第11表(課税対象所得÷所得割納税義務者数)。
  6. 総務省「住民基本台帳人口移動報告 2025年」市区町村別・年齢5歳階級別転入超過数。
  7. 近畿レインズ(公益社団法人近畿圏不動産流通機構)マンスリーレポート集計表 2025年12月度。2025年1〜12月の月次値を合算したShido算出値。
  8. 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」(2026年2月、全国インターネット調査。関西・大阪府単独の集計値は公表されていない)。
  9. 国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」(三大都市圏のリフォーム資金の平均)。矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査(2026年)」(2025年市場規模7兆5,119億円・2026年予測7.7兆円)。
  10. 住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制」、リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」(2026年10月8日確認)。
  11. 吹田市の補助制度:www.city.suita.osaka.jp(各市公式サイト、2026年10月8日確認)。
吹田市は町丁別の年齢別人口を半期ごと(3月末・9月末)に男女計でのみ公表しているため、町別データの基準日は2026年3月末です(人口の推移は2026年8月末まで)。町別の年齢構成の男女内訳は、市全体の年齢別女性比率を各町の男女総数に合わせて按分した推計値です(町の男女総数と年齢別の男女計は公表値)。住民基本台帳(2026年3月末)と国勢調査・住宅・土地統計調査(2023年)は基準日と定義が異なるため、章によって人口・世帯数の値が異なります。リフォーム需要の推計は住宅・土地統計の実施件数に全国の費用水準を掛けた規模感の目安で、市内企業の売上ではありません。