株式会社Shido 調査レポート

リフォーム業界向けマーケティング資料〈大阪府岸和田市〉人口・築年・リフォーム実施状況・競合・補助制度の基礎資料(2026年10月版)

対象地域 大阪府岸和田市 全100町人口基準日 2026年9月1日現在(住民基本台帳)用途 リフォーム会社・工務店の広告戦略検討用(企業非依存)

岸和田市でリフォーム・外壁塗装・水まわり改修などを手がける事業者が、広告の「誰に・どこで・何を」を決めるための共通データです。特定の企業を前提にせず、住民基本台帳を町単位まで分解し、住宅・土地統計の築年とリフォーム実施状況、競合の母数、市と国の補助制度を堺・泉州の市町村と並べています。岸和田市は持ち家50,920戸のうち築43年超(1980年以前)が12,450戸で、腐朽・破損のある持ち家の割合が7.2%と、住宅・土地統計で値が出る府内38市町村中3位の市です。各図は数値にカーソルを合わせると内訳が表示されます。

184,573人
総人口(2026年9月1日現在・住民基本台帳)
2021年比 −8,163人
91,798世帯
世帯数 1世帯あたり2.01人
41.1%
50〜79歳の比率(75,949人)
リフォーム実施の中心層
65.4%
持ち家率(2023年住宅・土地統計)
一戸建率 62.0%
24.7%
持ち家のうち築43年超(1980年以前)
12,450戸
29.9%
持ち家で2019年以降にリフォームした割合
15,210戸(約5年)
第 1 章

人口と地域別の分布

人口は約18.5万人(2026年9月1日)。旧城下町と南海岸和田駅周辺の都市中核地域が25.0%で最も多く、岸和田北部18.7%、葛城の谷17.5%が続きます。人口は約11年で1万5千人減った一方、世帯数は6千以上増えています。

地域別集計。住民基本台帳 2026年9月1日現在。地域は前計画「岸和田市都市計画マスタープラン【テーマ別まちづくり編】」(平成23年3月)第2章「地域像」の6地域(都市中核/岸和田北部/葛城の谷/岸和田中部/久米田/牛滝の谷)。現行の「“新・岸和田”づくり」(2023〜2034年度)は地域別構想を持たないため、前計画の区分を使っています。各地域は小学校区の組み合わせで定義されており、町と地域の対応は市教育委員会の「通学区本来校一覧表」で町→小学校区を引いて割り当てました。複数の校区にまたがる町(土生町・作才町・畑町・上松町・下松町・門前町・今木町)は主たる校区の地域に寄せています。丁目は町に合算(181町丁→100町)。秘匿はなく、町の合計は市総数(184,573人)と一致します。

人口の推移

住民基本台帳(各年1月1日現在、右端のみ2026年9月1日現在)。2015年1月1日の200,148人から2026年9月1日の184,573人へ15,575人(7.8%)減少。世帯数は85,405から91,798へ6,393増え、1世帯あたり人員は2.34人から2.01人に縮小しています。

町別人口(上位40町)

横軸は人口(人)。色は地域。土生町(14,215人)・尾生町(6,928人)・磯上町(6,189人)が上位で、小松里町・上松町・岡山町・吉井町・加守町が続きます。上位8町で市人口の29.7%です。カーソルで世帯数・年齢構成を表示。
分布の読み方 100町のうち1万人を超えるのは土生町だけで、5,000人以上の町は7つです。海側の南海本線(春木・和泉大宮・岸和田・蛸地蔵)沿いの旧市街と、山側のJR阪和線(久米田・下松・東岸和田)沿いの住宅地に人口が分かれ、その奥に丘陵・山間の集落が続きます。配布・配信は「南海沿線/JR沿線/山手」の3つの帯と地域を組み合わせて設計するのが実態に合います。
第 2 章

年齢構成とリフォーム検討層の分布

50〜79歳は75,949人で市人口の41.1%、65歳以上は52,903人(28.7%)です。自宅リフォームの実施者は、全国調査で世帯主が50代以上の層が約6割(50代16.8%・60代15.1%・70代以上27.8%)を占めるため、この年代の厚さが需要の土台になります。

女性男性濃色=50代〜70代
岸和田市全体の人口ピラミッド(10歳階級、2026年9月1日現在)。
75,949人
50〜79歳
構成比 41.1%
29,607人
50代
構成比 16.0%
46,342人
60〜70代
構成比 25.1%
28.7%
65歳以上
52,903人
  • 50代は29,607人(16.0%)で、10歳階級のなかで最も多い層です。60代は22,597人(12.2%)、70代は23,745人(12.9%)で、50〜70代を合わせると4割を超えます。
  • 地域別の50〜79歳比率は、葛城の谷地域が42.9%(65歳以上29.6%)で最も高く、岸和田北部地域が41.8%(65歳以上31.2%)、都市中核地域が41.6%、牛滝の谷地域が40.8%、久米田地域が39.9%、岸和田中部地域が38.4%と最も低くなっています。久米田地域は20代が11.8%と地域のなかで最も高く、岸和田中部地域は65歳以上が24.5%と最も低い地域です。
  • 50〜79歳の人数が多い町は土生町(5,909人)・磯上町(2,600人)・小松里町(2,522人)・尾生町(2,386人)・上松町(2,374人)です。構成比が高いのは行遇町57.9%・港緑町55.9%・松風町52.5%で、65歳以上は松風町45.1%・土生滝町43.1%・東ケ丘町42.2%が高くなっています。

50〜79歳が多い町(上位40町)

50〜79歳の人数の多い順。右端は町内の構成比と65歳以上の比率。人数では土生町(5,909人)が突出していますが、構成比では行遇町(57.9%)・港緑町(55.9%)・松風町(52.5%)が高く、配布の密度を見るなら比率の高い町が効率的です。丘陵の新市街地・岸の丘町は50〜79歳が9.9%と若い町です。

町別の年齢構成

0〜14歳15〜29歳30〜49歳50〜64歳65歳以上
人口上位40町の年齢5区分構成比(%)。50歳以上の比率が高い順。15〜29歳は10代の一部を含む近似(0〜14歳との差分)。
地域別の年齢構成比(%)。太字は50代〜70代。葛城の谷地域は50〜79歳が42.9%で最も高く、岸和田北部地域は80代以上も11.6%と多い地域です。久米田地域は20代が11.8%と若く、50〜79歳は39.9%です。

町別 × 年齢階級 × 性別 ヒートマップ

どの町に、どの年代の女性・男性が何人いるかを一枚で見る表です。全100町を地域ごとに人口の多い順で並べています。

実数はその町にいる人数。町内構成比は町ごとの年齢構造の違いを見る用途。市内シェアはその年代・性別の市内合計に占める割合で、「50代は市内のどこに集まっているか」を探す用途。
第 3 章

世帯と住宅ストック(築年と持ち家)

持ち家率は65.4%(住宅・土地統計で値が出る府内38市町村中21位)、持ち家の築43年超(1980年以前)は24.7%で大阪府(24.8%)とほぼ同じです。戸数では築43年超が12,450戸(府内38市町村中11位)あり、築23年を超える持ち家一戸建は27,980戸と、リフォームの対象が厚い市です。

65.4%
持ち家率
2023年住宅・土地統計調査
62.0%
一戸建の割合(住宅総数比)
24.7%
持ち家のうち1980年以前(築43年超)の割合
12,450戸
63.0%
持ち家のうち2000年以前(築23年超)の割合
築年判明分
11,860戸
築43年超の持ち家一戸建
持ち家一戸建 44,940戸のうち
13.8%
空き家率

持ち家の築年構成

1970年以前1971〜80年1981〜90年1991〜2000年2001年以降
持ち家(居住世帯のある住宅)の建築時期別の構成比(築年不詳を除く)。右端は1980年以前の合計。岸和田市は1980年以前が24.7%で大阪府(24.8%)とほぼ同じ、1981〜2000年は38.3%で府(35.0%)より3.3ポイント高く、2001年以降は37.0%で府(40.2%)より3.2ポイント低くなっています。

持ち家率

一戸建の割合

空き家率

持ち家の築43年超(1980年以前)の割合

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」市区町村別。濃い青が岸和田市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市、グレーはその他の府内市町村(堺・泉州)。岸和田市の持ち家率は堺・泉州の比較14市町村中10位、一戸建率は6位です。
第 4 章

リフォームの実施状況(工事の種類・築年・高齢者設備・断熱)

持ち家の29.9%(15,210戸)が2019年以降にリフォーム等を行いました。大阪府(27.3%)より2.6ポイント高く、築43年超の持ち家の実施率も39.3%(府35.7%)と府を上回ります。実施戸数は比較14市町村中4位です。

29.9%
2019年以降にリフォーム等を行った持ち家
15,210戸/50,920戸(大阪府 27.3%)
19.2%
65歳以上のいる持ち家で高齢者向け設備工事を行った割合
手すり設置 3,350戸・段差解消 1,020戸
70.4%
持ち家で二重サッシ・複層ガラスの窓が無い割合
全ての窓にある 13.1%
2.7%
1980年以前の持ち家で耐震改修工事を行った割合
340戸/12,450戸

どんな工事が行われたか(持ち家、2019年以降)

持ち家に占める、2019年1月〜2023年9月に各工事を行った世帯の割合(複数回答のため合計は実施率を超える)。工事の種類は複数回答のため合計は実施率を超えます。岸和田市では水まわり(17.4%)が最も多く、次いで屋根・外壁(14.1%)です。

築年別のリフォーム実施率

建築時期別の、持ち家のリフォーム等の実施率(2019年以降)。1970年以前築が39.8%と最も高く、1971〜80年築(39.0%)、1981〜90年築(38.7%)が続き、築が新しくなるほど低くなります。1970年以前築は4,750戸です。

リフォーム実施率(持ち家、2019年以降)

築43年超の持ち家での実施率

築43年超の持ち家の耐震改修実施率

窓の断熱が無い持ち家の割合

65歳以上のいる持ち家の高齢者向け設備工事

2019年以降に手すり設置・段差解消・浴室・トイレの高齢者向け工事を行った割合。岸和田市は19.2%で大阪府(18.1%)よりやや高く、府内38市町村中24位(同率3市町村)です。65歳以上のいる持ち家27,590戸のうち5,310戸が工事を行い、内訳は手すり設置3,350戸・浴室2,150戸・トイレ2,060戸・段差解消1,020戸です。
データの読み方 市区町村別の値は住宅・土地統計調査(標本調査)の推計で、10戸単位に丸められています。工事は複数回答です。築40年超は区分の都合で「1980年以前(築43年超)」で近似しています。
第 5 章

所得と資金力・費用の目安

納税者1人あたりの平均所得は337.1万円で、府内43市町村中32位(比較16市町村中11位)です。全国調査では工事費の中央値が210万円、平均が405.4万円で、100〜300万円の工事が最も多くなっています。

納税者1人あたり平均所得(府内比較)

総務省「市町村税課税状況等の調」の課税対象所得÷所得割納税義務者数(令和7年度)。濃い青が岸和田市(337.1万円、府内43市町村中32位)です。

リフォームにかかった費用(全国・自宅リフォーム実施者)

210万円
費用の中央値
平均 405万円(大型工事に引き上げられる)
470万円
一戸建ての平均費用
平均床面積 103㎡
321万円
うち自己資金(平均)
借入 66万円・補助金 18.5万円
121万円
20〜40代の借入(平均)
50代以上は 29万円

費用帯の分布

自宅リフォーム実施者(全国)の、実際にかかった費用の分布。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者実態調査」。
所得分布について 世帯年収の階級別分布は町丁目単位の公的統計にありません。本資料では市単位の平均所得、築年・持ち家の状況、町別の年齢構成を組み合わせて購買力を見ています。費用は全国値で、大阪府・岸和田市に限った調査値は公表されていません。
第 6 章

人の流れと中古住宅流通(購入後リフォーム需要)

2025年の岸和田市は338人の転入超過(人口1,000人あたり+1.82、府内43市町村中15位)で、70歳以上の+125人が最大です。50代は+78人、60代は+67人と、50代以上の転入が目立ちます。中古住宅(戸建の平均成約価格1,568万円・152件、マンション19.6万円/㎡・67件)を買ってリフォームする層も流入しています。

年齢別の転入超過(岸和田市)

70歳以上が+125人、50代が+78人、60代が+67人と、50代以上の流入が目立ちます。40代は20人、25〜29歳は8人の転出超過です。
  • 年齢別の転入超過は、70歳以上+125人・50代+78人・60代+67人・30代+36人・0〜9歳+33人です。40代は-20人、25〜29歳は-8人の転出超過です。
  • 中古戸建の平均成約価格は1,568万円(府内35市町村中27位、比較13市町村中9位)、年間152件です。築年の古い持ち家一戸建(築43年超11,860戸)が売却される際、購入後に内装・水まわり・断熱を改修する層の需要が生まれます。
  • 転入超過+338人(+1.82‰)は比較16市町村中2位です。転入世帯は「いつもの業者」をまだ持たない場合が多いと考えられ、Webの検索(Googleビジネスプロフィール)や不動産会社経由の接点が入口になります。中古マンションは19.6万円/㎡(府内35市町村中28位)、年間67件です。

人口1,000人あたりの転入超過(府内比較)

岸和田市は+338人(人口1,000人あたり+1.82)で、比較16市町村中2位です。

中古住宅の成約状況(2025年1〜12月)

中古戸建の平均成約価格(万円)。右端は年間成約件数。
中古マンションの平均成約㎡単価(万円/㎡)。
近畿レインズ マンスリーレポート集計表(2025年12月度)の市区町村別月次値を12か月合算(件数は合計、価格は件数加重平均)したShido算出値。件数の少ない市区は価格の振れが大きい点に注意。岸和田市の中古戸建は152件、中古マンションは67件の成約で、マンションは件数が少ないため価格は振れがあります。
第 7 章

競合の母数(リフォームを請ける事業者)

リフォームを担う主な業種の事業所は425、人口1万人あたり22.3所で府内43市町村中8位(比較16市町村中2位)です。大阪府知事許可でリフォーム関連の許可を持つ本店所在の業者は774社(人口1万人あたり40.6社、府内43市町村中9位、比較16市町村中3位)で、競合の密度が高い市です。

425事業所
リフォームを担う主な業種の事業所数
建築工事業・建築リフォーム工事業+大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事(経済センサス令和3年)
774社
リフォーム関連の建設業許可を持つ業者(大阪府知事許可)
建築一式・大工・屋根・塗装・内装・管・電気ほか。市内に本店がある許可業者は全業種で 986社
40事業所
建築リフォーム工事業(小分類)
従業者 129人

リフォーム関連の事業所数(人口1万人あたり)

リフォーム関連の建設業許可業者数(人口1万人あたり)

事業所数は建築工事業・建築リフォーム工事業と大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事の合計(経済センサス令和3年)。許可業者は知事許可の本店所在地ベースで、人口は事業所数の分母に使った令和2年国勢調査人口です。

岸和田市に本店がある許可業者の業種別(大阪府知事許可)

大阪府知事許可の建設業者名簿(令和8年3月末)を本店所在地で集計。複数業種の許可を持つ業者は各業種に数えるため、合計は業者数を超えます。大臣許可業者(府内に営業所が複数府県にまたがるもの)は市区町村別の公表がなく含みません。

大手・中堅(リフォーム売上高、全国・関西拠点)

企業リフォーム売上高本社備考
積水ハウスグループ1838.7億円大阪市
大和ハウスグループ1786.1億円大阪市
住友不動産グループ1180.5億円東京都
積水化学工業グループ1072億円東京都
ヤマダホールディングス920.1億円群馬県
エディオン668億円大阪市
ニッカホームグループ643.1億円名古屋市
オンテックスグループ220億円大阪市
アートリフォーム101億円吹田市2025年7月期・25店舗
ナサホーム99億円大阪市2025年3月期・34拠点
山商リフォームサービス40超億円大阪市
リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」ほか。SUUMOリフォーム関西版178社、ホームプロ大阪府対応139社(2026年時点)。契約先の内訳(全国規模/地域密着)は第9章。
第 8 章

補助金・減税などの支援制度

岸和田市の制度は耐震(診断・改修・除却)と空家(リフォーム・除却)が中心で、一般のリフォーム助成はありません。耐震改修と空家リフォームは受付が数戸程度の先着制です。国の住宅省エネ2026(窓・給湯・断熱)との併用が提案の軸になります。

岸和田市の制度(市の公式サイトで2026年10月8日に確認)

区分制度内容対象受付・出典
耐震令和8年度 耐震診断補助木造は『11/10』と記載(誤記の可能性あり、要確認)・上限5万円/戸・100万円/棟。非木造住宅1/2・上限2.5万円/戸昭和56年5月31日以前に建築確認の住宅。耐震バンク登録が前提2026/5/7〜12/18(平日)。30戸程度・先着
公式ページ
耐震令和8年度 耐震改修補助(設計・工事・シェルター)費用の7/10。設計上限10万円、工事上限85万円、シェルター上限85万円(月額所得21.4万円以下は工事・シェルター105万円)昭和56年5月31日以前の木造で診断結果が耐震性不足。世帯課税所得合計507万円未満。耐震バンク登録。代理受領制度あり2026/5/7〜12/18。4戸程度・先着。契約・着工後の申請不可。完了報告は2027/3/1まで
公式ページ
耐震令和8年度 木造住宅除却補助除却費の70%、上限40万円昭和56年5月31日以前の耐震性不足の木造住宅2026/5/7〜12/18予定だったが、受付件数が上限に達し今年度の受付は終了
公式ページ
省エネ令和8年度 地球温暖化対策設備導入補助一律5万円(太陽光+蓄電池、太陽光+HEMS、燃料電池のいずれか。複数でも5万円)市内居住の自宅(町会集会所も可)、市税滞納なし。市内業者要件の記載なし設置2026/3/1〜2027/2/28、申請(郵送のみ)2026/7/6〜2027/3/5。予算500万円、2026/10/2時点で52件受付・残り48件
公式ページ
バリアフリー住宅改造(重度障害者向け)基準額60万円(要介護認定者等)または80万円、所得税額に応じ全額/2/3/1/2視覚・脳原性移動機能2級以上、下肢体幹3級以上、知的A等。高齢者一般は対象外年度記載なし、申請・事前相談は原則12月末。着工前相談必須
公式ページ
空き家・定住令和8年度 空家リフォーム事業補助リフォーム費の2/3、上限100万円市外(3か月以上)から転入し空家を所有・居住する個人。10年以上居住。市税滞納なし。昭和56年6月以降の建築または耐震確認・改修を伴うもの2026/5/7〜12/18。3戸程度・先着。完了報告は2027/3/1まで
公式ページ
空き家・定住令和8年度 不良空家除却事業補助80%と80万円の低い方、上限80万円評点100点以上の木造空家(1年以上空家)の個人所有者事前調査依頼2026/5/7〜11/30、10件程度
公式ページ
一般リフォーム助成はなく、耐震改修(4戸程度)と転入者の空家リフォーム(3戸程度)が枠の少ない先着制。耐震バンク登録が必須で、市内業者要件の記載は見当たらず、耐震改修・診断は代理受領制度で事業者が受け取れる。 確認できなかった点:耐震診断の木造補助率『11/10』は市のページの記載どおり(誤記の可能性)、浄化槽補助は検索で見つからず、Q&Aページは2024/3/22更新(補助制度一覧は2024/3/25更新)で、最新性は要確認、検索結果では不良空家除却に令和7年度【受付終了】表記のタイトルもあったが、取得した本文は令和8年度で受付中、住宅リフォーム事業者登録・三世代同居等の制度は確認できず。年度の記載がないページは更新日・受付期限から判断しています。制度は予算到達で終了するため、最新状況は各公式ページで確認してください。

国の制度(全市共通・2026年10月8日時点の公式サイトで確認)

制度内容期間・条件
先進的窓リノベ2026事業
環境省
既存住宅の窓の断熱改修(内窓・外窓・ガラス)。上限は1戸あたり100万円(集合住宅の棟申請は 100万円×リフォーム住戸数)。工事着手 2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限に達した場合はその時点まで)。登録事業者(窓リノベ事業者)との工事請負契約が必要。
給湯省エネ2026事業
経済産業省
高効率給湯器の導入。エコキュート7万円/台(性能加算+3万円)、ハイブリッド給湯機10万円/台、エネファーム17万円/台。着工 着工日(リフォームは対象機器1台目の設置工事着手日)2025年11月28日〜予算上限到達まで(遅くとも2026年12月31日)。戸建は2台まで。
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
国土交通省・環境省
2016年12月末以前に新築された住宅の断熱改修等。築年と性能で40〜100万円/戸(平成3年築以前の義務基準相当で100万円)。工事着手 工事請負契約日は問わない(着工までに締結)。工事着手は2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限到達時まで)。申請は事業者登録された住宅省エネ支援事業者が代行。
リフォーム促進税制耐震・バリアフリー・省エネ・同居対応・長期優良住宅化・子育て対応の所得税控除(最大控除額は耐震25万円・バリアフリー20万円・省エネ25万円など)と固定資産税の減額。自己居住用、合計所得2,000万円以下、対象工事費50万円超など。金額は令和6年度資料ベースで、令和8年度改正の確認が必要。
介護保険の住宅改修手すり取付け・段差解消・床材変更・引き戸への取替え・洋式便器への取替えなど。支給限度基準額20万円(自己負担1〜3割)。要介護・要支援の認定、事前申請。
長期優良住宅化リフォーム推進事業令和8年度(2026年度)は実施されません(公式サイト記載)。令和7年度は1住戸あたり80万円/160万円。
住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)の公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制について」、介護保険の自治体資料。補助額・期間は予算の消化により終了することがあります。
第 9 章

需要の規模と消費者の行動

持ち家のリフォーム実施は年に約3,200件、金額規模は約54億〜67億円と推計されます。動機は修繕が最多で、築30年以上の住宅では6割を超えます。契約先は地域密着が過半です。

  • 持ち家50,920戸のうち15,210戸(29.9%)が2019年以降に工事を行い、約4.75年で割ると年約3,200件です。1件170万円なら約54億円、210万円なら約67億円の規模になります。
  • リフォームを考え始めたきっかけは、全国調査では住宅設備・構造の修繕が56.2%、性能・設備の向上(耐震・省エネ等)が31.6%、生活様式・居住人数の変化が17.7%です。築30〜40年は62.9%、築40〜50年は65.8%、築50年以上は82.1%が修繕を挙げています。
  • 契約先は、地域密着の工務店29.5%・地域密着のリフォーム専業23.1%など地域密着が計54.8%、全国規模が計40.5%です。情報源は「いつも工事を依頼している業者」25.1%(70代以上は38.2%)、ネット(ポータル・HP)16.3%、チラシ15.1%、テレビ14.9%で、業者選びで重視した点は担当者の対応・人柄(44.0%)が最多です。
持ち家のリフォーム需要の規模感の推計です(賃貸住宅の大家による工事・分譲マンションの管理組合による大規模修繕は含みません)。実施件数は住宅・土地統計調査2023の「2019年以降に増改築・改修工事等を行った持ち家」を4.75年(2019年1月〜2023年9月)で割ったもの。1件あたり費用は全国値の幅であり、岸和田市の実勢ではありません。市内事業者の売上ではありません。

リフォームを考え始めたきっかけ

実施者(全国、複数回答、上位8項目、n=1,175)。

リフォームした箇所

実施者(全国、複数回答、上位10項目)。

契約した事業者のタイプ

実施者(全国、単一回答)。50代以上は地域密着が約7割、20〜40代は全国規模が約6割。

事業者選びで重視した点

実施者(全国、複数回答、上位10項目、n=1,121)。「担当者の対応・人柄」が最多、「リフォーム団体登録事業者であること」は3.1%。

事業者・設計士の情報源(世帯主の年代別、実施者)

全国・実施者の複数回答(%、上位11項目)。色が濃いほど高い。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」。
第 10 章

Shidoからのご提案

データから機械的に導ける範囲の示唆です。貴社の得意工事(水まわり・外壁屋根・断熱・増改築)、価格帯、施工エリアにより優先順位は変わります。

主客層は50〜70代の持ち家世帯

50〜79歳は75,949人(41.1%)、持ち家は50,920戸(65.4%)です。実施者の約6割は世帯主が50代以上です。広告の主語は「50〜70代の持ち家世帯」に置き、訴求は修繕・快適性・安心に寄せます。

Shidoができること:50〜70代の持ち家世帯に向けた、修繕・快適性・安心を伝える案内チラシ・パンフレットのデザイン(デザイン)、50〜70代が手に取る地域媒体への折込・ポスティング(マス・メディア広告)。

築年の古い持ち家は戸数が多く、傷みも目立つ

築43年超の持ち家は12,450戸(一戸建11,860戸)、腐朽・破損のある持ち家は7.2%(府3.5%)です。50〜79歳の人数が多い土生町・磯上町・小松里町と、比率の高い行遇町・港緑町・松風町を、配布の優先エリアにできます。

Shidoができること:築年の古い持ち家が多い町を絞り込む配布エリアの商圏分析(リサーチ&インサイト)、そのエリア向けの点検・修繕のご案内チラシのデザイン(デザイン)とポスティング(マス・メディア広告)。

水まわりと外壁・屋根が主戦場

2019年以降の工事は、台所・トイレ・浴室等が17.4%、屋根・外壁等が14.1%で、いずれも府を上回ります。断熱は1.7%にとどまります。水まわりの入口商品と、築年別の外壁・屋根の点検提案を軸に、断熱・窓は補助金とセットで切り出します。

Shidoができること:水まわり・外壁屋根の入口商品と施工事例(費用の内訳つき)を見せるWebサイトの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、「岸和田市 外壁塗装」「岸和田市 浴室リフォーム」など部位別の検索広告(デジタルマーケティング)。

1991〜2000年築と2001年以降は次の層

1970年以前〜1990年築の実施率は38.7〜39.8%と高い一方、1991〜2000年築(10,210戸)は31.7%、2001〜10年築(9,700戸)は23.1%です。築23年を超えたこれらの層が、水まわりや外壁・屋根の次の提案先になります。

Shidoができること:築年別にまだ動いていない層へ出す、点検・メンテナンスのご案内(築年ごとに訴求を分けたチラシ・DM)のデザイン(デザイン)、築年別の対象世帯の分析(リサーチ&インサイト)。

高齢者設備とバリアフリー

65歳以上のいる持ち家の33.0%で高齢者向け設備がありません。介護保険の住宅改修(上限20万円)と、手すり・段差解消・浴室・トイレの工事を、同居する家族への提案として組み立てます。

Shidoができること:手すり・段差解消・浴室の工事を同居する家族に説明する案内資料のデザイン(デザイン)、介護保険の住宅改修の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)。

窓・給湯の補助金は登録事業者でなければ使えない

持ち家の70.4%に窓の断熱がなく、国の窓リノベ(上限100万円)・給湯省エネ・みらいエコ住宅は事業者登録が必要です。市の設備補助は一律5万円で、耐震改修は数戸程度の先着のため、国の補助が提案の中心になります。

Shidoができること:窓・給湯の補助金の対象工事と申請の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、補助金の申請時期に合わせた検索広告(デジタルマーケティング)。

競合は人口あたりでも持ち家あたりでも府内上位の密度

リフォーム関連の事業所は人口1万人あたり22.3所(比較16市町村中2位)、許可業者は40.6社(同3位)です。価格だけでなく、担当者の対応・人柄(44.0%)、工事の質(36.2%)、価格の透明さ(30.1%)を打ち出します。

Shidoができること:地域の競合との違い(対応・説明・実績)を打ち出す会社紹介Webサイトとブランドメッセージの設計(ブランディング戦略/Webサイト・コンテンツ制作)、Googleの口コミを集める導線づくり(デジタルマーケティング)。

認知は「いつもの業者」とチラシ、若い層はネットと全国規模

50代以上は地域密着67.0%、情報源は「いつも依頼している業者」やチラシが強い層です。20〜40代はネット・テレビ・SNSの比率が高く、全国規模が58.8%を占めます。町単位の配布と、検索・口コミを分けて設計します。

Shidoができること:OB施主への点検案内・ニュースレター・紹介特典のデザイン(デザイン)、LINE公式アカウントでの配信設計と、若い層に向けたSNS・動画の発信(SNSマーケティング/撮影・映像制作)。

ご提案

貴社のデータをお預かりできれば、ここから先を「貴社専用の戦略」にできます

本資料は公的統計だけで作った岸和田市全体の地図です。ここに貴社の受注・反響の実績を重ねると、「どの町の・どの世帯に・どの工事を・どの媒体で」を数字の根拠つきでご提案できます。以下のうち、ご用意いただけるものからで結構です。

① 施工・受注顧客の台帳

施工先の住所(町名まで)・世帯主年齢・築年・工事内容・金額。本資料の町別人口と築年構成に重ね、受注が多い町・築年の古い持ち家が多いのに取れていない町を特定します。

② 反響データ(問い合わせ・見積依頼)

媒体別(ポータルサイト・自社サイト・チラシ・展示場・紹介・Google)の反響数と成約率。媒体ごとの反響単価と成約単価を出し、予算配分を組み替えます。

③ 見積から契約までの記録

見積金額・工事種別・失注理由。水まわり・外壁屋根・断熱・耐震のどれで勝てているかを把握し、築年別の提案メニューを設計します。

④ 過去の広告実績

ポスティング・折込の配布エリアと部数、Web広告の配信地域と結果。効いたエリア・効かなかったエリアを町別データと照合し、次の配布範囲を決めます。

⑤ Webサイト・Googleビジネスプロフィール・LINE

サイトの流入経路と地域、GBPの検索表示・電話数、LINE友だち数。「岸和田市 リフォーム」「岸和田市 外壁塗装」等の検索需要のうち貴社が取れている割合を推定します。

⑥ 施主アンケート(知ったきっかけ・決め手)

全国調査(担当者の対応・人柄44.0%、工事の質・技術36.2%)を貴社の実態に置き換え、紹介・OB施主・補助金提案の効果を比べられるようにします。

お預かりした後の進め方 ①〜⑥のうち揃ったものから、町別の受注・反響マップ、媒体別の反響単価表、補助金を使った提案シナリオ、次期の配布エリア案を作り、2〜3週間で「貴社版」の資料としてお返しします。個人情報は町名・年代などに集計した形で扱い、氏名・番地までの情報はお預かりしません。

出典

データの出所と注意事項

数値は各出典の公表値、または公表値からの計算値です。

  1. 岸和田市 市民課「町別人口・世帯数・町別年齢別人口」(令和8年9月1日現在 町別人口表、町名別・年齢別人口調べ、住民基本台帳)。https://www.city.kishiwada.lg.jp/page/21-choubetsu.html 岸和田市「岸和田市都市計画マスタープラン【テーマ別まちづくり編】」(平成23年3月)第2章 地域像、岸和田市教育委員会「市立小・中学校通学区本来校一覧表」。
  2. 総務省「令和5年住宅・土地統計調査」住宅及び世帯に関する基本集計(築年・設備)、構造等集計(2019年以降の増改築・改修工事、耐震改修、高齢者等のための設備工事、持ち家の建て方×建築時期)。市区町村値は標本調査による推計値で10戸単位に丸められている(e-Stat)。
  3. 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類別事業所数(064 建築工事業、065 木造建築工事業、066 建築リフォーム工事業、071 大工、075 左官、076 板金・金物、077 塗装、078 床・内装、081 電気、083 管工事)。
  4. 大阪府「建設業許可業者名簿」(令和8年3月31日現在、知事許可)を本店所在市区町村別にShidoが集計。国土交通省「建設業許可業者数調査の結果」(令和8年3月末)で府合計の整合を確認。
  5. 総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」第11表(課税対象所得÷所得割納税義務者数)。
  6. 総務省「住民基本台帳人口移動報告 2025年」市区町村別・年齢5歳階級別転入超過数。
  7. 近畿レインズ(公益社団法人近畿圏不動産流通機構)マンスリーレポート集計表 2025年12月度。2025年1〜12月の月次値を合算したShido算出値。
  8. 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」(2026年2月、全国インターネット調査。関西・大阪府単独の集計値は公表されていない)。
  9. 国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」(三大都市圏のリフォーム資金の平均)。矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査(2026年)」(2025年市場規模7兆5,119億円・2026年予測7.7兆円)。
  10. 住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制」、リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」(2026年10月8日確認)。
  11. 岸和田市の補助制度:www.city.kishiwada.lg.jp(各市公式サイト、2026年10月8日確認)。
地域への町の割当は小学校区を介したもので、複数の校区にまたがる町は主たる校区の地域に寄せています(番地単位の人口は非公表のため按分していません)。人口の推移は各年1月1日現在で、右端のみ2026年9月1日現在です。住民基本台帳(2026年9月1日現在)と国勢調査・住宅・土地統計調査(2023年)は基準日と定義が異なるため、章によって人口・世帯数の値が異なります。リフォーム需要の推計は住宅・土地統計の実施件数に全国の費用水準を掛けた規模感の目安で、市内企業の売上ではありません。