株式会社Shido 調査レポート

リフォーム業界向けマーケティング資料〈大阪府阪南市〉人口・築年・リフォーム実施状況・競合・補助制度の基礎資料(2026年10月版)

対象地域 大阪府阪南市 全37町人口基準日 2026年8月末(住民基本台帳)用途 リフォーム会社・工務店の広告戦略検討用(企業非依存)

阪南市でリフォーム・外壁塗装・水まわり改修などを手がける事業者が、広告の「誰に・どこで・何を」を決めるための共通データです。特定の企業を前提にせず、住民基本台帳を町・字単位まで分解し、住宅・土地統計の築年とリフォーム実施状況、競合の母数、市と国の補助制度を泉州の市町村と並べています。阪南市は50〜79歳が46.2%を占め、持ち家率80.2%(住宅・土地統計で値が出る府内38市町村中3位)、持ち家のリフォーム実施率34.7%(同3位)と、持ち家の高齢世帯が厚く工事も活発な市です。町別・地区別の年齢構成は推計値です。各図は数値にカーソルを合わせると内訳が表示されます。

48,828人
総人口(2026年8月末・住民基本台帳)
2021年比 −3,466人
24,118世帯
世帯数 1世帯あたり2.02人
46.2%
50〜79歳の比率(22,540人)
リフォーム実施の中心層
80.2%
持ち家率(2023年住宅・土地統計)
一戸建率 81.0%
25.8%
持ち家のうち築43年超(1980年以前)
4,110戸
34.7%
持ち家で2019年以降にリフォームした割合
5,720戸(約5年)
第 1 章

人口と地域別の分布

人口は約4.9万人(2026年8月末)。JR和泉鳥取駅周辺と内陸の東鳥取地区に43.7%、箱作駅と阪南スカイタウンのある下荘地区に24.4%が住みます。人口は約10年で7,600人余り減り、世帯数はほぼ横ばいです。

地域別集計。住民基本台帳 2026年8月末。地域は、市が町・字別人口統計表で使っている公式の4地区(尾崎・西鳥取・下荘・東鳥取)をそのまま使っています(割当に推定は含みません)。尾崎地区は尾崎町1〜8丁目のみで1町です。町・字の単位には旧集落(大字)と団地・分譲地名(府営石田団地・住金住宅・プロヴァンスの丘など)が混在しており、丁目は町に合算しました(65行→37町)。市は町別の年齢別人口を公表していないため、町別・地区別の年齢構成は2020年国勢調査の町丁別年齢構成を2026年の住民基本台帳(町別の男女総数・市全体の年齢別人口)に合わせた推計値です。市全体の年齢別人口は最新の6月末現在を8月末の総数に合わせて比例縮小して使っています。町別の人口・世帯数は8月末の実数で、秘匿はなく、町の合計は市総数(48,828人)と一致します。

人口の推移

住民基本台帳(外国人含む、各年12月末、右端のみ2026年8月末)。2015年12月末の56,469人から2026年8月末の48,828人へ7,641人(13.5%)減少。世帯数は23,965から24,118とほぼ横ばいで、1世帯あたり人員は2.36人から2.02人に縮小しています。

町別人口(全37町)

横軸は人口(人)。色は地域。尾崎町(6,027人)・桃の木台(4,378人)・舞(4,019人)が上位で、自然田・下出・黒田・鳥取中・光陽台が続きます。上位8町で市人口の58.7%です。カーソルで世帯数・年齢構成を表示。
分布の読み方 37町のうち5,000人を超えるのは尾崎町だけで、3,000人以上の町は4つです。海側の南海本線(尾崎・鳥取ノ荘・箱作)沿いの旧市街・昭和期の住宅地と、丘陵の阪南スカイタウン(桃の木台)、JR阪和線(和泉鳥取・山中渓)沿いの内陸に人口が分かれます。配布・配信は4地区と「南海沿線/JR沿線/スカイタウン」を組み合わせて設計するのが実態に合います。
第 2 章

年齢構成とリフォーム検討層の分布

50〜79歳は22,540人で市人口の46.2%、65歳以上は17,291人(35.4%)です。自宅リフォームの実施者は、全国調査で世帯主が50代以上の層が約6割(50代16.8%・60代15.1%・70代以上27.8%)を占めるため、この年代の厚さが需要の土台になります。なお町別・地区別の年齢構成は2020年国勢調査をもとにした推計です。

女性男性濃色=50代〜70代
阪南市全体の人口ピラミッド(10歳階級、2026年8月末)。
22,540人
50〜79歳
構成比 46.2%
7,942人
50代
構成比 16.3%
14,598人
60〜70代
構成比 29.9%
35.4%
65歳以上
17,291人
  • 70代は8,111人(16.6%)、50代は7,942人(16.3%)で、この2つが10歳階級のなかで特に多い層です。60代は6,487人(13.3%)で、50〜70代を合わせると46.2%と市人口の半数近くになります。
  • 地区別の50〜79歳比率は、西鳥取地区が52.7%で最も高く(65歳以上も43.5%、0〜14歳は6.4%)、尾崎地区が46.7%、東鳥取地区が44.4%、下荘地区が43.7%です。下荘地区は0〜14歳が10.1%と最も若い地区です。
  • 50〜79歳の人数が多い町は尾崎町(2,816人)・舞(2,101人)・桃の木台(1,584人)・自然田(1,478人)・光陽台(1,439人)です。人口500人以上の町で構成比が高いのは光陽台61.7%・緑ヶ丘56.9%・さつき台53.3%・舞52.3%で、65歳以上は緑ヶ丘49.3%・舞46.9%・光陽台46.5%が高くなっています。

50〜79歳が多い町

50〜79歳の人数の多い順。右端は町内の構成比と65歳以上の比率。人数では尾崎町・舞・桃の木台が上位ですが、構成比では光陽台(61.7%)・緑ヶ丘(56.9%)・さつき台(53.3%)が高く、配布の密度を見るなら比率の高い住宅地が効率的です(町別は推計)。

町別の年齢構成

0〜14歳15〜29歳30〜49歳50〜64歳65歳以上
人口上位37町の年齢5区分構成比(%)。50歳以上の比率が高い順。15〜29歳は10代の一部を含む近似(0〜14歳との差分)。
地域別の年齢構成比(%)。太字は50代〜70代。西鳥取地区は50〜79歳が52.7%と最も高く、80代以上も14.3%と多い地区です。下荘地区は0〜14歳が10.1%と若く、50〜79歳は43.7%です(地区別は推計)。

町別 × 年齢階級 × 性別 ヒートマップ

どの町に、どの年代の女性・男性が何人いるかを一枚で見る表です。全37町を地域ごとに人口の多い順で並べています。

実数はその町にいる人数。町内構成比は町ごとの年齢構造の違いを見る用途。市内シェアはその年代・性別の市内合計に占める割合で、「50代は市内のどこに集まっているか」を探す用途。
第 3 章

世帯と住宅ストック(築年と持ち家)

持ち家率は80.2%(住宅・土地統計で値が出る府内38市町村中3位)、一戸建率は81.0%(同3位)です。持ち家の築年は1981〜2000年築が47.4%と大阪府(35.0%)より12.4ポイント厚く、築43年超は25.8%(同18位)です。

80.2%
持ち家率
2023年住宅・土地統計調査
81.0%
一戸建の割合(住宅総数比)
25.8%
持ち家のうち1980年以前(築43年超)の割合
4,110戸
73.3%
持ち家のうち2000年以前(築23年超)の割合
築年判明分
4,100戸
築43年超の持ち家一戸建
持ち家一戸建 15,960戸のうち
15.2%
空き家率

持ち家の築年構成

1970年以前1971〜80年1981〜90年1991〜2000年2001年以降
持ち家(居住世帯のある住宅)の建築時期別の構成比(築年不詳を除く)。右端は1980年以前の合計。阪南市は1981〜2000年が47.4%で大阪府(35.0%)より12.4ポイント高く、2001年以降は26.7%で府(40.2%)より13.5ポイント低くなっています。1980年以前は25.8%で府(24.8%)より1.0ポイント高めです。

持ち家率

一戸建の割合

空き家率

持ち家の築43年超(1980年以前)の割合

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」市区町村別。濃い青が阪南市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市、グレーはその他の府内市町村(堺・泉州)。阪南市の持ち家率は泉州の比較14市町村中2位、一戸建率は1位です。
第 4 章

リフォームの実施状況(工事の種類・築年・高齢者設備・断熱)

持ち家の34.7%(5,720戸)が2019年以降にリフォーム等を行いました。大阪府(27.3%)を7.4ポイント上回り、府内38市町村中3位、泉州の比較14市町村中1位です。築43年超の持ち家の実施率も41.8%(府35.7%、府内38市町村中7位)と高く、工事が活発な市です。

34.7%
2019年以降にリフォーム等を行った持ち家
5,720戸/16,470戸(大阪府 27.3%)
23.2%
65歳以上のいる持ち家で高齢者向け設備工事を行った割合
手すり設置 1,550戸・段差解消 330戸
69.6%
持ち家で二重サッシ・複層ガラスの窓が無い割合
全ての窓にある 12.0%
3.6%
1980年以前の持ち家で耐震改修工事を行った割合
150戸/4,110戸

どんな工事が行われたか(持ち家、2019年以降)

持ち家に占める、2019年1月〜2023年9月に各工事を行った世帯の割合(複数回答のため合計は実施率を超える)。工事の種類は複数回答のため合計は実施率を超えます。阪南市では水まわり(19.0%)が最も多く、次いで屋根・外壁(17.4%)で、ともに府を上回ります。

築年別のリフォーム実施率

建築時期別の、持ち家のリフォーム等の実施率(2019年以降)。1981〜90年築が43.5%と最も高く、1970年以前築(42.0%)・1971〜80年築(41.8%)が続きます。築が新しい2011〜20年築は18.1%です。

リフォーム実施率(持ち家、2019年以降)

築43年超の持ち家での実施率

築43年超の持ち家の耐震改修実施率

窓の断熱が無い持ち家の割合

65歳以上のいる持ち家の高齢者向け設備工事

2019年以降に手すり設置・段差解消・浴室・トイレの高齢者向け工事を行った割合。阪南市は23.2%で大阪府(18.1%)より高く、府内38市町村中5位です。65歳以上のいる持ち家10,100戸のうち2,340戸が工事を行い、内訳は手すり設置1,550戸・浴室780戸・トイレ970戸・段差解消330戸です。
データの読み方 市区町村別の値は住宅・土地統計調査(標本調査)の推計で、10戸単位に丸められています。工事は複数回答です。築40年超は区分の都合で「1980年以前(築43年超)」で近似しています。
第 5 章

所得と資金力・費用の目安

納税者1人あたりの平均所得は323.7万円で、府内43市町村中39位(比較16市町村中14位)です。全国調査では工事費の中央値が210万円、平均が405.4万円で、100〜300万円の工事が最も多くなっています。

納税者1人あたり平均所得(府内比較)

総務省「市町村税課税状況等の調」の課税対象所得÷所得割納税義務者数(令和7年度)。濃い青が阪南市(323.7万円、府内43市町村中39位)です。

リフォームにかかった費用(全国・自宅リフォーム実施者)

210万円
費用の中央値
平均 405万円(大型工事に引き上げられる)
470万円
一戸建ての平均費用
平均床面積 103㎡
321万円
うち自己資金(平均)
借入 66万円・補助金 18.5万円
121万円
20〜40代の借入(平均)
50代以上は 29万円

費用帯の分布

自宅リフォーム実施者(全国)の、実際にかかった費用の分布。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者実態調査」。
所得分布について 世帯年収の階級別分布は町丁目単位の公的統計にありません。本資料では市単位の平均所得、築年・持ち家の状況、町別の年齢構成を組み合わせて購買力を見ています。費用は全国値で、大阪府・阪南市に限った調査値は公表されていません。
第 6 章

人の流れと中古住宅流通(購入後リフォーム需要)

2025年の阪南市は280人の転出超過(人口1,000人あたり-5.88、府内43市町村中34位)で、25〜29歳の-111人、20〜24歳の-105人が大きい層です。中古戸建の平均成約価格は911万円(95件)で、府内35市町村中35位と最も低くなっています。

年齢別の転入超過(阪南市)

25〜29歳が-111人、20〜24歳が-105人、30代が-72人と若い層の転出が目立ちます。40代(+29人)・50代(+18人)・60代(+14人)はわずかに転入超過です。
  • 年齢別の転出超過は、25〜29歳-111人・20〜24歳-105人・30代-72人・70歳以上-54人です。転入超過は40代+29人・50代+18人・60代+14人・0〜9歳+6人にとどまり、新しく流入する世帯より、すでに住んでいる持ち家世帯が主な対象になります。
  • 中古戸建の平均成約価格は911万円(府内35市町村中35位)、年間95件です。築年の古い持ち家一戸建(築43年超4,100戸)や1981〜2000年築が売却される際、購入後に内装・水まわり・断熱を改修する層の需要が生まれます。中古マンションは成約が4件のみで、価格は参考になりません。
  • 転入超過は-280人で、人口1,000人あたりでは比較16市町村中10位です。若い世帯の流入に頼らず、50〜79歳の持ち家世帯への継続的な接点(点検・相談・チラシ)を組み立てるほうが実態に合います。

人口1,000人あたりの転入超過(府内比較)

阪南市は-280人(人口1,000人あたり-5.88)で、比較16市町村中10位です。

中古住宅の成約状況(2025年1〜12月)

中古戸建の平均成約価格(万円)。右端は年間成約件数。
中古マンションの平均成約㎡単価(万円/㎡)。
近畿レインズ マンスリーレポート集計表(2025年12月度)の市区町村別月次値を12か月合算(件数は合計、価格は件数加重平均)したShido算出値。件数の少ない市区は価格の振れが大きい点に注意。阪南市の中古戸建は95件の成約ですが、中古マンションは4件のみで価格は参考値です。
第 7 章

競合の母数(リフォームを請ける事業者)

リフォームを担う主な業種の事業所は94、人口1万人あたり18.4所で府内43市町村中24位(比較16市町村中9位)です。大阪府知事許可でリフォーム関連の許可を持つ本店所在の業者は169社(人口1万人あたり33.0社、府内43市町村中22位、比較16市町村中8位)で、競合の密度は中位から低めです。

94事業所
リフォームを担う主な業種の事業所数
建築工事業・建築リフォーム工事業+大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事(経済センサス令和3年)
169社
リフォーム関連の建設業許可を持つ業者(大阪府知事許可)
建築一式・大工・屋根・塗装・内装・管・電気ほか。市内に本店がある許可業者は全業種で 213社
10事業所
建築リフォーム工事業(小分類)
従業者 33人

リフォーム関連の事業所数(人口1万人あたり)

リフォーム関連の建設業許可業者数(人口1万人あたり)

事業所数は建築工事業・建築リフォーム工事業と大工・左官・板金・塗装・内装・電気・管工事の合計(経済センサス令和3年)。許可業者は知事許可の本店所在地ベースで、人口は事業所数の分母に使った令和2年国勢調査人口です。

阪南市に本店がある許可業者の業種別(大阪府知事許可)

大阪府知事許可の建設業者名簿(令和8年3月末)を本店所在地で集計。複数業種の許可を持つ業者は各業種に数えるため、合計は業者数を超えます。大臣許可業者(府内に営業所が複数府県にまたがるもの)は市区町村別の公表がなく含みません。

大手・中堅(リフォーム売上高、全国・関西拠点)

企業リフォーム売上高本社備考
積水ハウスグループ1838.7億円大阪市
大和ハウスグループ1786.1億円大阪市
住友不動産グループ1180.5億円東京都
積水化学工業グループ1072億円東京都
ヤマダホールディングス920.1億円群馬県
エディオン668億円大阪市
ニッカホームグループ643.1億円名古屋市
オンテックスグループ220億円大阪市
アートリフォーム101億円吹田市2025年7月期・25店舗
ナサホーム99億円大阪市2025年3月期・34拠点
山商リフォームサービス40超億円大阪市
リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」ほか。SUUMOリフォーム関西版178社、ホームプロ大阪府対応139社(2026年時点)。契約先の内訳(全国規模/地域密着)は第9章。
第 8 章

補助金・減税などの支援制度

市の制度で確認できたのは耐震の診断・シェルター補助と、空き家の除却・空き家バンク活用の補助です。耐震改修(シェルター)は令和8年度の定員に達して受付停止中です。一般のリフォーム助成や省エネ補助は確認できませんでした。国の住宅省エネ2026(窓・給湯・断熱)の併用が提案の軸になります。

阪南市の制度(市の公式サイトで2026年10月8日に確認)

区分制度内容対象受付・出典
耐震耐震診断補助補助率約90%、上限50,000円原則昭和56年5月31日以前に建築確認を受け、現に居住または居住予定の建築物(木造以外は診断のみ対象で金額が異なる)。着手前の申請が必要令和8年度。随時受付中、先着順
公式ページ
耐震耐震改修補助(耐震シェルター)補助率80%、上限500,000円または750,000円(所得による)耐震診断補助と同じ対象住宅令和8年度。定員に達したため現在受付停止
公式ページ
空き家・定住阪南市危険空き家除却補助制度除却費用の3分の1(国通知の単価×延べ床面積の3分の1と比較し低い方)、上限50万円市内の木造空き家(法人所有でない)、不良度判定100点以上、専用住宅または住宅部分が延べ床の2分の1以上の併用住宅、市の耐震改修補助未受給年度の記載なし。予算超過で受付終了。問い合わせ 都市整備課072-489-4535
公式ページ
空き家・定住阪南市空き家バンク活用促進事業補助金登記費用と引越し費用の2分の1、上限20万円(改修費は対象外)他市から移住し空き家バンク登録住宅を購入、阪南市に住民登録年度の記載なし。売買完了から60日以内に申請、予算額で終了
公式ページ
住まいまわり合併処理浄化槽設置整備費補助限度額 5人槽33万2千円・7人槽41万4千円・10人槽54万8千円。単独浄化槽撤去9万円、宅内配管30万円上限公共下水道認可区域外で単独処理浄化槽・汲み取り便槽から転換(新築は対象外)令和8年度予算額409万6千円、7月6日時点で152万6千円が事前協議済み、予算消化で終了(検索結果の要約経由で、公式ページ本文の再確認は未実施)
公式ページ
市独自のリフォーム系は耐震(診断・シェルター)と空き家除却・バンクに限られ、一般リフォーム助成や省エネ補助は確認できなかった。耐震改修はシェルター補助のみで令和8年度は定員到達済み。 確認できなかった点:一般住宅リフォーム助成・太陽光蓄電池・ブロック塀・バリアフリーの市独自制度(検索で出なかったが総合一覧ページ未確認のため「なし」と断定せず)、耐震改修の受付期間、市内業者要件、浄化槽補助の公式ページ本文での金額再確認、相談窓口・事業者登録制度、危険空き家除却・バンク補助の年度。年度の記載がないページは更新日・受付期限から判断しています。制度は予算到達で終了するため、最新状況は各公式ページで確認してください。

国の制度(全市共通・2026年10月8日時点の公式サイトで確認)

制度内容期間・条件
先進的窓リノベ2026事業
環境省
既存住宅の窓の断熱改修(内窓・外窓・ガラス)。上限は1戸あたり100万円(集合住宅の棟申請は 100万円×リフォーム住戸数)。工事着手 2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限に達した場合はその時点まで)。登録事業者(窓リノベ事業者)との工事請負契約が必要。
給湯省エネ2026事業
経済産業省
高効率給湯器の導入。エコキュート7万円/台(性能加算+3万円)、ハイブリッド給湯機10万円/台、エネファーム17万円/台。着工 着工日(リフォームは対象機器1台目の設置工事着手日)2025年11月28日〜予算上限到達まで(遅くとも2026年12月31日)。戸建は2台まで。
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
国土交通省・環境省
2016年12月末以前に新築された住宅の断熱改修等。築年と性能で40〜100万円/戸(平成3年築以前の義務基準相当で100万円)。工事着手 工事請負契約日は問わない(着工までに締結)。工事着手は2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限到達時まで)。申請は事業者登録された住宅省エネ支援事業者が代行。
リフォーム促進税制耐震・バリアフリー・省エネ・同居対応・長期優良住宅化・子育て対応の所得税控除(最大控除額は耐震25万円・バリアフリー20万円・省エネ25万円など)と固定資産税の減額。自己居住用、合計所得2,000万円以下、対象工事費50万円超など。金額は令和6年度資料ベースで、令和8年度改正の確認が必要。
介護保険の住宅改修手すり取付け・段差解消・床材変更・引き戸への取替え・洋式便器への取替えなど。支給限度基準額20万円(自己負担1〜3割)。要介護・要支援の認定、事前申請。
長期優良住宅化リフォーム推進事業令和8年度(2026年度)は実施されません(公式サイト記載)。令和7年度は1住戸あたり80万円/160万円。
住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)の公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制について」、介護保険の自治体資料。補助額・期間は予算の消化により終了することがあります。
第 9 章

需要の規模と消費者の行動

持ち家のリフォーム実施は年に約1,200件、金額規模は約20億〜25億円と推計されます。動機は修繕が最多で、築30年以上の住宅では6割を超えます。契約先は地域密着が過半です。

  • 持ち家16,470戸のうち5,720戸(34.7%)が2019年以降に工事を行い、約4.75年で割ると年約1,200件です。1件170万円なら約20億円、210万円なら約25億円の規模になります。
  • リフォームを考え始めたきっかけは、住宅設備・構造の修繕が56.2%、性能・設備の向上(耐震・省エネ等)が31.6%、生活様式・居住人数の変化が17.7%です。築30〜40年は62.9%、築40〜50年は65.8%、築50年以上は82.1%が修繕を挙げています。
  • 契約先は、地域密着の工務店29.5%・地域密着のリフォーム専業23.1%など地域密着が計54.8%、全国規模が計40.5%です。情報源は「いつも工事を依頼している業者」25.1%(70代以上は38.2%)、ネット(ポータル・HP)16.3%、チラシ15.1%、テレビ14.9%で、業者選びで重視した点は担当者の対応・人柄(44.0%)が最多です。
持ち家のリフォーム需要の規模感の推計です(賃貸住宅の大家による工事・分譲マンションの管理組合による大規模修繕は含みません)。実施件数は住宅・土地統計調査2023の「2019年以降に増改築・改修工事等を行った持ち家」を4.75年(2019年1月〜2023年9月)で割ったもの。1件あたり費用は全国値の幅であり、阪南市の実勢ではありません。市内事業者の売上ではありません。

リフォームを考え始めたきっかけ

実施者(全国、複数回答、上位8項目、n=1,175)。

リフォームした箇所

実施者(全国、複数回答、上位10項目)。

契約した事業者のタイプ

実施者(全国、単一回答)。50代以上は地域密着が約7割、20〜40代は全国規模が約6割。

事業者選びで重視した点

実施者(全国、複数回答、上位10項目、n=1,121)。「担当者の対応・人柄」が最多、「リフォーム団体登録事業者であること」は3.1%。

事業者・設計士の情報源(世帯主の年代別、実施者)

全国・実施者の複数回答(%、上位11項目)。色が濃いほど高い。リ推協「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」。
第 10 章

Shidoからのご提案

データから機械的に導ける範囲の示唆です。貴社の得意工事(水まわり・外壁屋根・断熱・増改築)、価格帯、施工エリアにより優先順位は変わります。

主客層は50〜70代の持ち家世帯

50〜79歳は22,540人(46.2%)、持ち家は16,470戸(80.2%)です。実施者の約6割は世帯主が50代以上です。広告の主語は「50〜70代の持ち家世帯」に置き、訴求は修繕・快適性・安心に寄せます。

Shidoができること:50〜70代の持ち家世帯に向けた、修繕・快適性・安心を伝える案内チラシ・パンフレットのデザイン(デザイン)、50〜70代が手に取る地域媒体への折込・ポスティング(マス・メディア広告)。

高齢化の進んだ住宅地を先に押さえる

50〜79歳の人数が多い尾崎町・舞・桃の木台に加え、比率の高い光陽台(61.7%)・緑ヶ丘(56.9%)・さつき台(53.3%)を、配布の優先エリアにできます。西鳥取地区は50〜79歳が52.7%、65歳以上が43.5%です(町別・地区別の年齢は推計)。

Shidoができること:築年の古い持ち家が多い町を絞り込む配布エリアの商圏分析(リサーチ&インサイト)、そのエリア向けの点検・修繕のご案内チラシのデザイン(デザイン)とポスティング(マス・メディア広告)。

水まわりと外壁・屋根がともに府を上回る

2019年以降の工事は、台所・トイレ・浴室等が19.0%(府16.1%)、屋根・外壁等が17.4%(府11.9%)です。水まわりの入口商品と外壁・屋根の点検提案を並べて訴求し、断熱・窓は補助金とセットで切り出します。

Shidoができること:水まわり・外壁屋根の入口商品と施工事例(費用の内訳つき)を見せるWebサイトの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、「阪南市 外壁塗装」「阪南市 浴室リフォーム」など部位別の検索広告(デジタルマーケティング)。

1981〜2000年築が主力、実施率はすでに高い

持ち家の47.4%が1981〜2000年築(府35.0%)で、築年別の実施率は1981〜90年築が43.5%、1991〜2000年築が35.5%です。築43年超でも約6割は2019年以降に工事をしていないため、築年と前回工事の時期を聞く点検提案が接点になります。

Shidoができること:築年別にまだ動いていない層へ出す、点検・メンテナンスのご案内(築年ごとに訴求を分けたチラシ・DM)のデザイン(デザイン)、築年別の対象世帯の分析(リサーチ&インサイト)。

高齢者設備は工事が進んでも未設置が3割

65歳以上のいる持ち家の高齢者設備工事率は23.2%(府18.1%、府内38市町村中5位)ですが、32.5%の世帯でまだ高齢者向け設備がありません。介護保険の住宅改修(上限20万円)と、手すり・段差解消・浴室・トイレの工事を、同居する家族への提案として組み立てます。

Shidoができること:手すり・段差解消・浴室の工事を同居する家族に説明する案内資料のデザイン(デザイン)、介護保険の住宅改修の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)。

窓・給湯の補助金は登録事業者でなければ使えない

持ち家の69.6%に窓の断熱がなく、国の窓リノベ(上限100万円)・給湯省エネ・みらいエコ住宅は事業者登録が必要です。市の耐震改修(シェルター)は令和8年度の定員に達しており、国の制度が提案の中心になります。

Shidoができること:窓・給湯の補助金の対象工事と申請の流れを伝える解説ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)、補助金の申請時期に合わせた検索広告(デジタルマーケティング)。

競合は持ち家あたりでは府内で低め

リフォーム関連の事業所は人口1万人あたり18.4所(比較16市町村中9位)、持ち家1,000戸あたり5.7所(府平均7.5所)です。価格だけでなく、担当者の対応・人柄(44.0%)、工事の質(36.2%)、価格の透明さ(30.1%)を打ち出します。

Shidoができること:地域の競合との違い(対応・説明・実績)を打ち出す会社紹介Webサイトとブランドメッセージの設計(ブランディング戦略/Webサイト・コンテンツ制作)、Googleの口コミを集める導線づくり(デジタルマーケティング)。

認知は「いつもの業者」とチラシ、若い層はネットと全国規模

50代以上は地域密着67.0%、情報源は「いつも依頼している業者」やチラシが強い層です。20〜40代はネット・テレビ・SNSの比率が高く、全国規模が58.8%を占めます。地区・駅圏単位(南海沿線/JR沿線/スカイタウン)の配布と、検索・口コミを分けて設計します。

Shidoができること:OB施主への点検案内・ニュースレター・紹介特典のデザイン(デザイン)、LINE公式アカウントでの配信設計と、若い層に向けたSNS・動画の発信(SNSマーケティング/撮影・映像制作)。

ご提案

貴社のデータをお預かりできれば、ここから先を「貴社専用の戦略」にできます

本資料は公的統計だけで作った阪南市全体の地図です。ここに貴社の受注・反響の実績を重ねると、「どの町の・どの世帯に・どの工事を・どの媒体で」を数字の根拠つきでご提案できます。以下のうち、ご用意いただけるものからで結構です。

① 施工・受注顧客の台帳

施工先の住所(町名まで)・世帯主年齢・築年・工事内容・金額。本資料の町別人口と築年構成に重ね、受注が多い町・築年の古い持ち家が多いのに取れていない町を特定します。

② 反響データ(問い合わせ・見積依頼)

媒体別(ポータルサイト・自社サイト・チラシ・展示場・紹介・Google)の反響数と成約率。媒体ごとの反響単価と成約単価を出し、予算配分を組み替えます。

③ 見積から契約までの記録

見積金額・工事種別・失注理由。水まわり・外壁屋根・断熱・耐震のどれで勝てているかを把握し、築年別の提案メニューを設計します。

④ 過去の広告実績

ポスティング・折込の配布エリアと部数、Web広告の配信地域と結果。効いたエリア・効かなかったエリアを町別データと照合し、次の配布範囲を決めます。

⑤ Webサイト・Googleビジネスプロフィール・LINE

サイトの流入経路と地域、GBPの検索表示・電話数、LINE友だち数。「阪南市 リフォーム」「阪南市 外壁塗装」等の検索需要のうち貴社が取れている割合を推定します。

⑥ 施主アンケート(知ったきっかけ・決め手)

全国調査(担当者の対応・人柄44.0%、工事の質・技術36.2%)を貴社の実態に置き換え、紹介・OB施主・補助金提案の効果を比べられるようにします。

お預かりした後の進め方 ①〜⑥のうち揃ったものから、町別の受注・反響マップ、媒体別の反響単価表、補助金を使った提案シナリオ、次期の配布エリア案を作り、2〜3週間で「貴社版」の資料としてお返しします。個人情報は町名・年代などに集計した形で扱い、氏名・番地までの情報はお預かりしません。

出典

データの出所と注意事項

数値は各出典の公表値、または公表値からの計算値です。

  1. 阪南市 総務課「阪南市の人口(住民基本台帳)」(町・字別人口・世帯数 令和8年8月末日現在、5歳階級別人口 2026年6月30日現在、地区別人口・世帯数)。https://www.city.hannan.lg.jp/kakuka/somu/somu/jinkou/jinkou_kihondaityou.html 大阪府「阪南スカイタウン」事業概要。https://www.pref.osaka.lg.jp/o140050/town_kanri/skytown_house/skytown_concept.html 総務省「令和2年国勢調査」小地域集計 第3表(町別年齢構成の推計に使用)。
  2. 総務省「令和5年住宅・土地統計調査」住宅及び世帯に関する基本集計(築年・設備)、構造等集計(2019年以降の増改築・改修工事、耐震改修、高齢者等のための設備工事、持ち家の建て方×建築時期)。市区町村値は標本調査による推計値で10戸単位に丸められている(e-Stat)。
  3. 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類別事業所数(064 建築工事業、065 木造建築工事業、066 建築リフォーム工事業、071 大工、075 左官、076 板金・金物、077 塗装、078 床・内装、081 電気、083 管工事)。
  4. 大阪府「建設業許可業者名簿」(令和8年3月31日現在、知事許可)を本店所在市区町村別にShidoが集計。国土交通省「建設業許可業者数調査の結果」(令和8年3月末)で府合計の整合を確認。
  5. 総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」第11表(課税対象所得÷所得割納税義務者数)。
  6. 総務省「住民基本台帳人口移動報告 2025年」市区町村別・年齢5歳階級別転入超過数。
  7. 近畿レインズ(公益社団法人近畿圏不動産流通機構)マンスリーレポート集計表 2025年12月度。2025年1〜12月の月次値を合算したShido算出値。
  8. 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査報告書」(2026年2月、全国インターネット調査。関西・大阪府単独の集計値は公表されていない)。
  9. 国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」(三大都市圏のリフォーム資金の平均)。矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査(2026年)」(2025年市場規模7兆5,119億円・2026年予測7.7兆円)。
  10. 住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)公式サイト、国土交通省「リフォーム促進税制」、リフォーム産業新聞「住宅リフォーム売上高ランキング2025」(2026年10月8日確認)。
  11. 阪南市の補助制度:www.city.hannan.lg.jp(各市公式サイト、2026年10月8日確認)。
阪南市は町・字別の年齢別人口を公表していないため、町別・地区別の年齢構成(第2章の町別の図表と一覧)は、2020年国勢調査の町丁別年齢構成を2026年8月末の住民基本台帳(町別の男女総数・市全体の5歳階級別人口)に合わせた推計値です。市全体の5歳階級別人口は6月末現在の実数を8月末の総数に比例縮小しています。国勢調査で大字にまとめられている箱作・鳥取などの区(箱作東・西、万葉台、いずみが丘、鳥取東・西・南・北など)には同じ年齢構成を当てているため、これらの町どうしの差は小さく出ます。個々の町の値は目安として扱ってください。町別の人口・世帯数は実数です。住民基本台帳(2026年8月末)と国勢調査・住宅・土地統計調査(2023年)は基準日と定義が異なるため、章によって人口・世帯数の値が異なります。リフォーム需要の推計は住宅・土地統計の実施件数に全国の費用水準を掛けた規模感の目安で、市内企業の売上ではありません。