第 1 章
人口と地域別の分布
人口は518,731人(2026年6月末、住民基本台帳)。13圏域のうち中部第二圏域が88,337人で最も多く、飾磨・広畑・北部・中部第一・網干圏域が5万〜6万人台で続きます。旧4町の夢前・香寺・安富・家島圏域は合わせて40,642人です。
地域別集計。人口・65歳以上・80歳以上は住民基本台帳(2026年6月末)。推計要介護・要支援者は第6章の方法による推計値、介護事業所は第7章の事業所一覧を所在地の町で集計。地域は「第9期姫路市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」(令和6〜8年度)の日常生活圏域13圏域です。各圏域は小学校・義務教育学校区の組み合わせで定義されており、町と校区の対応は「姫路市立学校校区規則」の町名別校区(2022年4月時点の転載)で割り当てました。複数の圏域にまたがる6町(野里・八代・南今宿・神子岡前1丁目・大津区西土井・大津区大津町1丁目)は主な部分の圏域に一括で寄せた推定を含むため、表の圏域合計は市の校区別表から算出した公式の圏域人口と北部+332人、中部第一−410人、中部第二+78人、広畑+120人、網干−120人ずれます(他の8圏域は一致)。本文の圏域人口・高齢化率は公式値です。丁目は町に合算(836町丁→512町)。秘匿はなく、町の合計は市総数(518,731人)と一致します。
人口の推移
姫路市の推計人口(国勢調査ベース、各年10月1日現在、右端のみ2026年9月1日現在)。2015・2020・2025年は国勢調査値。このグラフは市の推計人口(国勢調査ベース)で、住民基本台帳の人口とは定義が異なります。2015年の535,664人から2026年9月1日の516,046人へ19,618人(3.7%)減少しています。
町別人口(上位40町)
横軸は人口(人)。色は地域。書写(8,426人)・白浜町(7,759人)・広畑区蒲田(5,789人)が上位で、大塩町・飾磨区今在家・大津区天満・広畑区才・的形町的形が続きます。512町と単位が細かいため、上位8町でも市人口の9.1%です。カーソルで世帯数・年齢構成を表示。
分布の読み方 面積約535km²の市で、南の臨海工業地帯と山陽電鉄沿線、中心市街地、北の丘陵住宅地、合併した旧4町の中山間地と家島諸島まで性格の違う地域を含みます。計画は13圏域を「おおむね30分以内にサービスが提供される圏域」としており、訪問・送迎の範囲は圏域単位で考えるのが実態に合います。地域包括支援センターは23か所です。
第 2 章
高齢者はどこに住んでいるか
65歳以上は144,001人(27.8%)、80歳以上は50,347人(9.7%)、90歳以上は10,608人です(2026年6月末)。
女性男性濃色=70歳以上
姫路市全体の人口ピラミッド(10歳階級、2026年6月末)。
- 高齢化率27.8%:2020年国勢調査の高齢化率27.3%は比較16市町中14位、県内41市町中36位で、県計(29.3%)を下回ります。ただし65歳以上の人数は144,001人と、市の規模に応じて大きな母数があります。
- 高齢者が多い町と高齢化率の高い町は別:65歳以上の人数は白浜町2,505人・書写2,226人・大塩町1,783人・的形町的形1,727人が上位。高齢化率は城見台48.7%・白鳥台47.5%・夢前町前之庄42.1%・香寺町須加院40.4%が高く、昭和期に開発された丘陵の住宅団地と旧4町に集中しています。
- 圏域別(公式値):65歳以上の比率は家島圏域47.4%・夢前圏域41.3%・安富圏域37.8%・西部圏域35.1%・香寺圏域35.0%が高く、飾磨圏域23.1%・中部第二圏域23.9%が低くなっています。
65歳以上が多い町(上位40町)
65歳以上の人数の多い順。右端は町内の高齢化率と80歳以上の比率。白浜町(2,505人)・書写(2,226人)が上位で、上位5町のうち白浜町・大塩町・的形町的形の3町が灘圏域です。
町別の年齢構成(高齢化率の高い順)
0〜14歳15〜64歳65〜79歳80歳以上
人口上位40町の年齢4区分構成比(%)。右端は高齢化率。
地域別の年齢構成比(%)。太字は70歳以上。65歳以上の比率は家島圏域が47.4%で最も高く、市街地では西部圏域35.1%が最も高い圏域です。80歳以上の比率も家島圏域16.4%、夢前圏域13.2%、西部圏域12.8%が高くなっています(表は町の合計による値)。
町別 × 年齢階級 × 性別 ヒートマップ
どの町に、どの年代の女性・男性が何人いるかを一枚で見る表です。全512町を地域ごとに人口の多い順で並べています。80代・90代の女性の列が、介護サービスの主な利用者層の分布にあたります。
実数はその町にいる人数。町内構成比は町ごとの年齢構造の違いを見る用途。市内シェアはその年代・性別の市内合計に占める割合で、「80代女性は市内のどこに集まっているか」を探す用途。
第 3 章
高齢者数の将来見通し
75歳以上は2020年の74,040人から2040年に88,075人(+19.0%)、85歳以上は22,445人から38,309人(+70.7%)に増える見通しです。
65〜74歳75〜84歳85歳以上
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」。2020年は国勢調査(年齢不詳を按分補完した値)。棒の上は65歳以上の合計。姫路市の75歳以上の増減率+19.0%は県計(+19.6%)とほぼ同じで、85歳以上の+70.7%は県計(+69.1%)をやや上回ります。
88,075人
2040年の75歳以上
2020年 74,040人 → +19.0%
38,309人
2040年の85歳以上
2020年 22,445人 → +70.7%
34.5%
2040年の高齢化率
2020年 27.2%
- 85歳以上の増加が大きい:75歳以上の+19.0%に対し、85歳以上は+70.7%(+15,864人)。介護の必要度が高い年齢層ほど増え方が大きくなります。
- ピークの時期:75歳以上は2030年に89,887人となり、2035〜2040年は88,000人前後で推移した後、2050年に100,893人へ増えます。85歳以上は2035年の38,815人が最多です。
- 比較市町での位置:75歳以上の増減率は比較16市町中10位(県内41市町中17位)で県計(+19.6%)並み、85歳以上は比較16市町中8位(県内18位)で県計(+69.1%)をやや上回ります。
75歳以上の増減率(2020→2040年)
85歳以上の増減率(2020→2040年)
同推計。濃い青が姫路市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(播磨の比較対象)。「兵庫県計」は府県全体の値。
第 4 章
高齢者の暮らし(世帯・住まい・所得)
2020年国勢調査で、65歳以上の一人暮らし世帯は27,660世帯(一般世帯の12.4%)、高齢夫婦のみの世帯は26,889世帯(12.0%)です。
12.4%
65歳以上の一人暮らし世帯
27,660世帯(一般世帯比)
12.0%
高齢夫婦のみの世帯
26,889世帯(夫65歳以上・妻60歳以上)
- 高齢単身12.4%・高齢夫婦12.0%:単身は比較16市町中8位、夫婦のみは同率13位で、いずれも県計(13.1%・12.9%)を下回ります。それでも合わせて約5.5万世帯が見守り・配食・家事支援の対象になります。
- 高齢者のいる世帯の持ち家率は81.8%で、県計(80.1%)をやや上回ります(比較16市町中14位)。
- 納税者1人あたり平均所得は375.5万円で県内41市町中7位、比較16市町では神戸市に次ぐ2位です。県計(390.2万円)はやや下回るものの播磨では高い水準で、保険外サービスは中価格帯まで組み立てられます。
65歳以上の一人暮らし世帯の割合
高齢夫婦のみの世帯の割合
総務省「令和2年国勢調査」(一般世帯に占める割合)。濃い青が姫路市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(播磨の比較対象)。「兵庫県計」は府県全体の値。
納税者1人あたり平均所得
総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」の課税対象所得÷所得割納税義務者数(全年齢)。自費サービス(保険外)の価格設定の目安。姫路市は375.5万円(県内7位)。比較16市町では神戸市(407.5万円)に次ぐ2位で、明石市(369.9万円)・加古川市(357.4万円)を上回ります。
第 5 章
要介護認定と介護保険の給付
要介護(要支援)認定者は35,371人(2026年6月末)。第1号被保険者の認定率は24.1%で、県計(22.3%)・全国(20.3%)を上回ります。
35,371人
要介護(要支援)認定者
2026年6月末・第2号 713人を含む
24.1%
認定率(第1号)
75歳以上 36.6%/65〜74歳 5.4%
26.9%
要介護3〜5の割合
施設入所の対象となる中重度
23,144人
居宅サービス受給者
地域密着 3,858人/施設 3,286人
- 認定率24.1%は比較16市町中1位、県内41市町中2位(尼崎市に次ぐ)。75歳以上の認定率も36.6%で同じく比較16市町中1位、65〜74歳は5.4%です。認定率は年齢構成を調整していない粗い率で、高齢者の年齢構成が高いほど高くなりますが、姫路市の高齢化率は比較16市町中14位であり、年齢構成のわりに認定率が高い市です。
- 5年で2,792人増:2021年6月末の32,579人から35,371人へ+8.6%(比較16市町中10位)。この間の第1号被保険者は+0.3%です。
- 軽度者の比重が大きい:要支援1だけで9,535人(認定者の27.0%)、要支援1・2で43.1%を占め、要介護3〜5の割合は26.9%(県計29.3%)です。第9期の保険料基準額は月6,200円(県平均6,344円)、2024年度の第1号被保険者1人あたり給付費は29.8万円で県計と同じです。
認定率(第1号被保険者)
認定者数の増減(5年間)
厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)」2026年6月末と2021年6月末。認定率は第1号被保険者に占める第1号認定者の割合(年齢構成の違いを調整していない粗い率)。濃い青が姫路市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(播磨の比較対象)。「兵庫県計」は府県全体の値。姫路市の認定率24.1%は比較16市町中1位。認定者の5年増減+8.6%は県計(+10.1%)を下回ります。
要介護度の構成
要支援1要支援2要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
認定者(第1号+第2号)の要介護度別構成比。右端は要介護3〜5の割合で、この順に並べています。
第1号保険料の基準額(月額・第9期)
第1号被保険者1人あたり給付費(2024年度)
保険料は厚生労働省「第9期計画期間(2024〜2026年度)における介護保険の第1号保険料」。給付費は同「介護保険事業状況報告(年報)」2024年度の保険給付費(高額介護サービス費・特定入所者介護サービス費等を除く)÷年度末の第1号被保険者数。濃い青が姫路市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(播磨の比較対象)。「兵庫県計」は府県全体の値。
年齢階級別の認定率(兵庫県)
兵庫県内の第1号被保険者の年齢階級別認定率(介護保険事業状況報告 2026年6月末の認定者÷住民基本台帳 2026年1月1日の人口、Shido算出)。全国は65〜69歳 2.8%・75〜79歳 12.1%・85〜89歳 48.8%・90歳以上 77.9%。- 兵庫県の認定率は75〜79歳13.5%、80〜84歳28.8%、85〜89歳53.3%、90歳以上82.0%と、85歳を境に急に高くなります。
- 85歳以上が2035年に向けて増え続ける姫路市では、認定者の伸びは高齢者人口の伸びを上回り、軽度中心の構成も中重度へ移っていくことが見込まれます。
第 6 章
町別の介護需要(推計)
町別の推計要介護・要支援者は白浜町が630人で最も多く、書写564人・大塩町459人・的形町的形416人・船津町385人が続きます。
推計 要介護・要支援者が多い町(上位40町)
町別の年齢階級別人口(2026年6月末)に年齢階級別の認定率を掛け、市全体の第1号認定者数で補正したShido推計(市全体の第1号認定者 34,658人に一致)。町ごとの健康状態の差は反映していません。白浜町・書写が500人を超え、大塩町・的形町的形・船津町が400人前後で続きます。512町と単位が細かいため、1町あたりの推計値は大きくありません。
- 推計値が大きい町:上位4町のうち白浜町・大塩町・的形町的形の3町が灘圏域で、3町だけで推計1,505人です(町ごとの健康状態の差は反映していない推計です)。
- 圏域別:推計要介護者は中部第二圏域が14.4%で最も多く、北部11.4%・中部第一10.5%・飾磨10.0%と続きます。旧4町(夢前・香寺・安富・家島)は合わせて10.6%です。
- 事業所の少ない町:推計100人あたりの訪問系・通所系事業所は市全体で1.6ですが、広畑区西蒲田(推計226人)・飾磨区恵美酒(210人)・飾磨区中島(207人)・香寺町溝口(203人)・豊富町御蔭(180人)・城見台(162人)は0です。推計値が大きい町でも大塩町(459人・2事業所)0.4、白浜町(630人・7事業所)1.1と少なめです。反対に飯田8.5・別所町別所6.2・勝原区下太田6.0は多い町です。訪問系は町をまたいで提供されるため、少ない町は近隣から来てもらっている可能性があります。
訪問系=訪問介護・訪問看護・訪問入浴・訪問リハ・定期巡回・夜間対応、通所系=通所介護・通所リハ・認知症対応型通所・短期入所・小規模多機能・看多機。事業所の数であり、定員や稼働率は考慮していません。訪問系は町をまたいで提供されるため、少ない町は「近隣から来てもらっている」可能性があります。
第 7 章
介護サービスの供給(競合の状況)
訪問介護145・通所介護191・居宅介護支援146・訪問看護74事業所。通所介護が訪問介護より多く、第1号被保険者1万人あたりの通所介護13.3は県平均10.6を上回ります。
| サービス | 事業所数 | 第1号被保険者1万人あたり | 兵庫県平均 | 定員(戸数)合計 |
|---|
| 訪問介護 | 145 | 10.1 | 10.5 | |
| 訪問看護 | 74 | 5.1 | 5.2 | |
| 訪問入浴 | 5 | 0.3 | 0.3 | |
| 訪問リハビリ | 13 | 0.9 | 1.6 | |
| 定期巡回・随時対応 | 9 | 0.6 | 0.7 | |
| 通所介護(地域密着型含む) | 191 | 13.3 | 10.6 | |
| 通所リハビリ | 37 | 2.6 | 2.3 | |
| 認知症対応型通所 | 2 | 0.1 | 0.7 | |
| 短期入所(生活・療養) | 58 | 4.0 | 3.9 | |
| 小規模多機能 | 20 | 1.4 | 1.3 | |
| 看護小規模多機能 | 7 | 0.5 | 0.4 | |
| 居宅介護支援 | 146 | 10.2 | 9.9 | |
| 特別養護老人ホーム | 49 | 3.4 | 3.0 | |
| 介護老人保健施設 | 11 | 0.8 | 1.1 | |
| 介護医療院 | 4 | 0.3 | 0.2 | |
| 認知症グループホーム | 37 | 2.6 | 2.8 | |
| 特定施設(介護付有料等) | 12 | 0.8 | 1.6 | |
| 住宅型有料老人ホーム | 68 | 4.7 | 1.7 | 1,846 |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 59 | 4.1 | 3.1 | 2,177 |
厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(2026-06-30(介護サービス情報公表システム オープンデータ 2026年6月末時点・出力日2026-07-09))。介護予防サービスのみの指定は数えていません。定員は全事業所で記載がある種類だけ表示(記載漏れの多い種類は—)。住宅型有料老人ホームは府県・市の届出一覧、サ高住は国土交通省「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」から集計し、サ高住に該当する有料老人ホームはサ高住側だけで数えています。
- 通所介護は1万人あたり13.3で比較16市町中4位(県内41市町中6位)。訪問介護10.1(比較16市町中4位)と訪問看護5.1(同4位)は県平均(10.5・5.2)並み、居宅介護支援10.2(同率6位)も県平均9.9並みです。
- 居住系は住宅型有料老人ホーム68件(定員1,846人)、サ高住59件(2,177戸)、特養49件、認知症グループホーム37件、老健11件。施設・居住系の数は75歳以上1万人あたり27.9で比較16市町中1位(県内4位)、県計22.3を上回ります。
- 事業所979件のうち営利法人は458件(46.8%)で県全体(50.3%)より低く、社会福祉法人が229件(23.4%)と比重が大きい市です。医療法人は127件です。
訪問介護(第1号被保険者1万人あたり)
通所介護(同)
居宅介護支援(同)
訪問看護(同)
施設・居住系の事業所数(75歳以上1万人あたり)
分母は2026年6月末の第1号被保険者数(75歳以上)。施設・居住系は特養・老健・介護医療院・認知症グループホーム・特定施設・住宅型有料老人ホーム・サ高住の数の合計(規模の大小は考慮していません)。濃い青が姫路市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(播磨の比較対象)。「兵庫県計」は府県全体の値。
事業所が多い町(上位40町)
訪問系通所系居住・施設系居宅介護支援その他
事業所の所在地(住所)を町に割り当てて集計。飯田20・書写16・青山16・西今宿15事業所が上位です。事業所も512町に分散しており、1町あたりの数は多くありません。
運営法人の種別
姫路市内の事業所(上表の合計)を法人の名称で分類。
第 8 章
介護人材の状況
兵庫県の介護サービス職業の有効求人倍率は3.62倍(2026年7月)。市内の老人福祉・介護事業の従業者は65歳以上1,000人あたり75.5人で、県計(73.2人)をやや上回ります。
3.62倍
介護サービス職業の有効求人倍率(2026年7月)
全国 3.82倍
69.1%
従業員が不足と感じる事業所
訪問介護員は 89.1%(全国 82.9%)
17.3%
採用率(訪問介護員+介護職員)
離職率 14.2%(全国 採用14.6%・離職12.4%)
26.5万円
介護職の平均月収(月給の者・全職種)
全国 25.5万円(訪問介護員 24.0万円)
- 兵庫県の介護サービス職業の有効求人倍率は3.62倍(全国3.82倍)。従業員が不足と感じる事業所は69.1%で、訪問介護員は89.1%(全国82.9%)と不足感が強く、採用率17.3%・離職率14.2%です。
- 市内の老人福祉・介護事業の従業者は10,753人(2021年)。65歳以上1,000人あたり75.5人は比較16市町中3位、県内41市町中14位です。
- 播磨の中心都市として周辺市町から通勤者を集めやすい立地です。加古川市・たつの市・高砂市・福崎町・太子町を含めた通勤圏で採用を考えるのが合います。
老人福祉・介護事業の従業者(65歳以上1,000人あたり)
総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類854 老人福祉・介護事業の従業者数(事業所の所在地ベース)÷令和2年国勢調査の65歳以上人口。濃い青が姫路市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(播磨の比較対象)。「兵庫県計」は府県全体の値。
介護職員が今の職場に就職した経路(兵庫県)
介護労働安定センター「令和7年度 介護労働実態調査」労働者調査(兵庫県 n=906、複数回答)。全国は友人・知人からの紹介 33.8%、ハローワーク 19.4%、求人情報サイト 9.6%(勤続1年未満では求人情報サイト 21.3%)。- 兵庫県の介護労働者が今の職場を知った経路は友人・知人からの紹介が34.2%で最も多く、ハローワーク14.6%、求人情報サイト10.4%が続きます。
- 紹介に次いでハローワークの比重が大きく、職員紹介とハローワークの併用が採用の基本になります。
介護労働実態調査の府県別値は標本(兵庫県の労働者調査 906人)による参考値です。
第 9 章
Shidoからのご提案
データから機械的に導ける範囲の示唆です。貴社のサービス種類(訪問・通所・居住系・施設)、定員、営業エリアにより優先順位は変わります。
重点エリアは大塩町・白浜町と事業所0の町
大塩町は推計要介護者459人に対し訪問系・通所系2事業所(推計100人あたり0.4、市全体1.6)、白浜町は市内最多の630人で7事業所(1.1)です。広畑区西蒲田・飾磨区恵美酒・飾磨区中島・香寺町溝口は推計200人以上で0です。事業所の少ない需要地として、新規開設や訪問範囲の拡大を検討する価値があります。
Shidoができること:町別の需要と事業所数を重ねた商圏分析(リサーチ&インサイト)、地域向けの事業所紹介サイトと開設告知の制作(Webサイト・コンテンツ制作)。
丘陵の住宅団地
城見台48.7%・白鳥台47.5%など、昭和期に開発された西部・北部の住宅団地で高齢化率が5割近くに達しています。城見台は推計162人に対し訪問系・通所系の事業所が0です。団地単位での見守り・配食・通所の送迎が効率よく届く地域です。
Shidoができること:住宅団地の住民に届くチラシ・掲示物のデザイン(デザイン)、見守り・配食・送迎の案内を載せた地域向け広告(マス・メディア広告)。
軽度者が多い今は予防・通所
要支援1が認定者の27.0%を占め、要介護3〜5の割合は県計を下回ります。現時点では介護予防・短時間の通所・リハビリの需要が中心と言えます。
Shidoができること:介護予防・通所リハビリの案内パンフレットとサービス紹介ページの制作(デザイン/Webサイト・コンテンツ制作)。
85歳以上の増加に備える
85歳以上は2040年までに+70.7%、2035年に38,815人のピーク。訪問看護・看護小規模多機能・グループホームなど、中重度・認知症に対応するサービスの需要が伸びます。
Shidoができること:訪問看護・グループホームなど中重度向けサービスの紹介サイトと施設紹介動画の制作(Webサイト・コンテンツ制作/撮影・映像制作)。
旧4町は別の設計
家島47.4%・夢前41.3%・安富37.8%・香寺35.0%と高齢化率が高い一方、人口は合わせて約4万人です。移動距離を前提にした訪問・送迎の設計が必要です。
Shidoができること:訪問・送迎の対応エリアを分かりやすく示す案内図とチラシのデザイン(デザイン)、地域ごとの需要の整理(リサーチ&インサイト)。
圏域単位の営業
13圏域に地域包括支援センター23か所、居宅介護支援は146事業所です。圏域ごとに紹介元を整理した営業計画が立てやすい市です。
Shidoができること:圏域ごとの地域包括支援センター・居宅介護支援事業所向けの営業資料のデザイン(デザイン)、紹介元の整理と分析(リサーチ&インサイト)。
保険外サービスの価格帯
平均所得375.5万円は県内7位で、播磨では高い水準です。保険外サービスは中価格帯のメニューまで検討できます。
Shidoができること:保険外サービスのメニュー表・料金表のデザイン(デザイン)、サービス紹介ページの制作(Webサイト・コンテンツ制作)。
採用は紹介とハローワークで
兵庫県の訪問介護員の不足感は89.1%。職員紹介とハローワーク、周辺市町を含めた求人が採用の柱になります。
Shidoができること:介護職の採用サイトと職場紹介動画の制作(Webサイト・コンテンツ制作/撮影・映像制作)、求人情報の見せ方の設計(ブランディング戦略)。
ご提案
貴社のデータをお預かりできれば、ここから先を「貴社専用の戦略」にできます
本資料は公的統計だけで作った姫路市全体の地図です。ここに貴事業所の利用者・紹介・採用の実績を重ねると、「どの町の・どの方に・どの経路で」を数字の根拠つきでご提案できます。以下のうち、ご用意いただけるものからで結構です。
① 利用者台帳(集計した形で)
利用者の住所(町名まで)・年齢・要介護度・利用開始日。本資料の町別推計と重ね、利用が多い町・需要があるのに取れていない町を特定します。
② 紹介元の記録
居宅介護支援事業所・地域包括支援センター・病院の地域連携室ごとの紹介件数と成約。どのケアマネジャー・どの圏域から紹介が来ているかを出し、営業先の優先順位を決めます。
③ 稼働率と待機・空きの推移
曜日別・月別の稼働率、定員の空き、待機者数。空きが出る曜日・時期と、それを埋める地域を町別需要から逆算します。
④ 求人・採用の実績
媒体別(ハローワーク・求人サイト・自社サイト・紹介)の応募数・採用数・採用単価、職員の通勤元。応募が来る地域と媒体を把握し、求人広告の配信範囲を決めます。
⑤ Webサイト・Googleビジネスプロフィール
サイトの流入地域・検索語句、GBPの表示・電話・経路検索の数。「姫路市 デイサービス」「姫路市 訪問介護」等の検索で貴事業所が見つかっている割合を推定します。
⑥ 家族・ケアマネジャーの声
選ばれた理由・知ったきっかけのアンケート、見学から契約に至った割合。パンフレット・Web・見学会のどこに力を入れるかを決める材料にします。
出典
データの出所と注意事項
数値は各出典の公表値、または公表値からの計算値です。
- 姫路市「町別人口・年齢別人口」(令和8年6月末現在、住民基本台帳・外国人を含む)。https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000033758.html 人口の推移は姫路市の推計人口(国勢調査ベース)。https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000004686.html
- 地域区分は「第9期姫路市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」(令和6〜8年度)の日常生活圏域。https://www.city.himeji.lg.jp/kurashi/0000028285.html 町と校区の対応は「姫路市立学校校区規則」の町名別校区。地域包括支援センター一覧 https://www.city.himeji.lg.jp/kurashi/0000006172.html
- 厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)」2026年6月末 保険者別(第1号被保険者数・要介護(要支援)認定者数・受給者数)、同 2021年6月末。
- 厚生労働省「介護保険事業状況報告(年報)」2024年度 保険者別 保険給付費(第8-1-4表)・第1号被保険者数(第2表)。
- 厚生労働省「第9期計画期間における介護保険の第1号保険料について」保険者別 基準額(月額)。
- 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(2026-06-30時点)。国土交通省「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」(2026年9月取得)。住宅型有料老人ホームは大阪府・兵庫県・京都府と各市の有料老人ホーム一覧(2024〜2026年の各時点)。Shido集計。
- 国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)」。
- 総務省「令和2年国勢調査」人口等基本集計(年齢5歳階級別人口、65歳以上世帯員のいる一般世帯・単独世帯、夫婦のみの世帯、住宅の所有の関係)。
- 総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」第11表(課税対象所得÷所得割納税義務者数)。
- 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類854 老人福祉・介護事業の従業者数。
- 厚生労働省「介護給付費等実態統計」(令和6年11月審査分、令和7年11月審査分)、総務省「人口推計」(2024年10月1日)、同「住民基本台帳に基づく人口」(2026年1月1日)。年齢階級別認定率はShido算出。
- 公益財団法人介護労働安定センター「令和7年度 介護労働実態調査」(2026年7月29日公表)。
- 大阪労働局「職業別求人・求職状況(令和8年7月)」、兵庫労働局「労働市場月報ひょうご 令和8年7月」、京都労働局「求人・求職バランスシート(令和8年7月分)」、厚生労働省「一般職業紹介状況」。
町別データの基準日は2026年6月末です(町別年齢別人口は四半期ごとの公表)。町と圏域の対応は校区規則の町名別校区によるもので、複数の圏域にまたがる6町は主な部分の圏域に一括で寄せているため、表の圏域合計は公式の圏域人口と最大410人ずれます。人口の推移のグラフは推計人口(国勢調査ベース)で、住民基本台帳の人口とは定義が異なります。町別の要介護・要支援者は年齢構成から求めた推計値です。住民基本台帳(2026年6月末)、介護保険事業状況報告(2026年6月末)、国勢調査(2020年)、将来推計人口(2023年推計)は基準日と定義が異なるため、章によって人口・高齢者数の値が異なります。町別の要介護者数は推計値で、実際の認定者の分布ではありません。