第 1 章
人口と地域別の分布
人口は48,828人(2026年8月末)。JR阪和線沿いと内陸の東鳥取地区が43.7%を占め、下荘地区24.4%、西鳥取地区19.6%、尾崎地区12.3%と続きます。
地域別集計。人口・65歳以上・80歳以上は住民基本台帳(2026年8月末)。推計要介護・要支援者は第6章の方法による推計値。地域は、市が町・字別人口統計表で使っている公式の4地区(尾崎・西鳥取・下荘・東鳥取)をそのまま使っています(割当に推定は含みません)。尾崎地区は尾崎町1〜8丁目のみで1町です。町・字の単位には旧集落(大字)と団地・分譲地名(府営石田団地・住金住宅・プロヴァンスの丘など)が混在しており、丁目は町に合算しました(65行→37町)。市は町別の年齢別人口を公表していないため、町別・地区別の年齢構成は2020年国勢調査の町丁別年齢構成を2026年の住民基本台帳(町別の男女総数・市全体の年齢別人口)に合わせた推計値です。市全体の年齢別人口は最新の6月末現在を8月末の総数に合わせて比例縮小して使っています。町別の人口・世帯数は8月末の実数で、秘匿はなく、町の合計は市総数(48,828人)と一致します。
人口の推移
住民基本台帳(外国人含む、各年12月末、右端のみ2026年8月末)。2015年12月末の56,469人から2026年8月末の48,828人へ7,641人(13.5%)減少しています。
町別人口(全37町)
横軸は人口(人)。色は地域。尾崎町(6,027人)・桃の木台(4,378人)・舞(4,019人)が上位で、自然田・下出・黒田・鳥取中・光陽台が続きます。上位8町で市人口の58.7%です。カーソルで世帯数・年齢構成を表示。
分布の読み方 南海本線(尾崎・鳥取ノ荘・箱作)沿いの旧市街・住宅地、丘陵の阪南スカイタウン(桃の木台)、JR阪和線(和泉鳥取・山中渓)沿いと内陸の集落・団地に分かれます。昭和期に開発された住宅地(舞・光陽台・緑ヶ丘など)で高齢化が特に進んでいるのが特徴です。
第 2 章
高齢者はどこに住んでいるか
65歳以上は17,291人(35.4%)、80歳以上は6,045人(12.4%)、90歳以上は1,042人です(2026年8月末、市全体の年齢別は6月末の実数を8月末の総数に合わせた値)。町別の年齢構成は推計値です。
女性男性濃色=70歳以上
阪南市全体の人口ピラミッド(10歳階級、2026年8月末)。
- 高齢化率35.4%:2020年国勢調査の高齢化率33.4%は比較16市町中3位(岬町・河内長野市に次ぐ)、府内43市町村中6位です。80歳以上は6,045人で、人口の12.4%です。
- 高齢者が多い町と高齢化率の高い町(町別は推計):65歳以上の人数は尾崎町2,070人・舞1,883人・下出1,195人が上位。高齢化率は緑ヶ丘49.3%・鳥取三井47.7%・舞46.9%・光陽台46.5%・箱の浦45.3%が高く、舞は人数・比率ともに高い町です。桃の木台は19.8%と人口300人以上の町で最も低くなっています。
- 地区別:西鳥取地区は高齢化率43.5%・80歳以上14.3%でともに4地区中最も高く、他の3地区は33〜34%台です。
65歳以上が多い町(全37町)
65歳以上の人数の多い順。右端は町内の高齢化率と80歳以上の比率。尾崎町(2,070人)・舞(1,883人)が上位で、下出・自然田・光陽台が続きます。人口2位の桃の木台は高齢化率が低く、65歳以上は867人です(町別は推計値)。
町別の年齢構成(高齢化率の高い順)
0〜14歳15〜64歳65〜79歳80歳以上
人口上位37町の年齢4区分構成比(%)。右端は高齢化率。
地域別の年齢構成比(%)。太字は70歳以上。65歳以上の比率は西鳥取地区43.5%が突出し、尾崎地区34.3%、東鳥取地区33.3%、下荘地区33.2%の順です(町別・地区別の年齢構成は推計値)。
町別 × 年齢階級 × 性別 ヒートマップ
どの町に、どの年代の女性・男性が何人いるかを一枚で見る表です。全37町を地域ごとに人口の多い順で並べています。80代・90代の女性の列が、介護サービスの主な利用者層の分布にあたります。
実数はその町にいる人数。町内構成比は町ごとの年齢構造の違いを見る用途。市内シェアはその年代・性別の市内合計に占める割合で、「80代女性は市内のどこに集まっているか」を探す用途。
第 3 章
高齢者数の将来見通し
75歳以上は2020年の8,509人から2040年に10,079人(+18.5%)、85歳以上は2,263人から4,951人(+118.8%)に増える見通しです。
65〜74歳75〜84歳85歳以上
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」。2020年は国勢調査(年齢不詳を按分補完した値)。棒の上は65歳以上の合計。阪南市の85歳以上の増減率+118.8%は府計(+75.5%)を大きく上回り、75歳以上の+18.5%も府計(+11.7%)を上回ります。
10,079人
2040年の75歳以上
2020年 8,509人 → +18.5%
4,951人
2040年の85歳以上
2020年 2,263人 → +118.8%
47.6%
2040年の高齢化率
2020年 33.4%
- 85歳以上は2.2倍に:75歳以上の+18.5%に対し、85歳以上は+118.8%(+2,688人)。総人口が2020年の51,254人から2040年に36,473人へ減る中で、介護の必要度が高い年齢層が大きく増えます。
- ピークの時期:75歳以上は2030年の10,956人が最多で、その後は10,000人台で推移します。85歳以上は2040年の4,951人が最多で、2035年(4,892人)からほぼ横ばいです。
- 比較市町での位置:85歳以上の増減率は比較16市町中2位(熊取町に次ぐ、府内43市町村中6位)、75歳以上は比較16市町中5位(府内13位)です。
75歳以上の増減率(2020→2040年)
85歳以上の増減率(2020→2040年)
同推計。濃い青が阪南市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(堺・泉州の比較対象)。「大阪府計」は府県全体の値。
第 4 章
高齢者の暮らし(世帯・住まい・所得)
2020年国勢調査で、65歳以上の一人暮らし世帯は3,010世帯(一般世帯の14.5%)、高齢夫婦のみの世帯は3,899世帯(18.8%)です。
14.5%
65歳以上の一人暮らし世帯
3,010世帯(一般世帯比)
18.8%
高齢夫婦のみの世帯
3,899世帯(夫65歳以上・妻60歳以上)
- 高齢夫婦のみ18.8%・一人暮らし14.5%:いずれも比較16市町中3位で、府計(11.0%・13.7%)を上回ります。一般世帯の3分の1にあたる約6,900世帯が見守り・配食・家事支援の対象になります。
- 高齢者のいる世帯の持ち家率は85.8%(比較16市町中4位)で、府計(70.1%)を大きく上回ります。戸建て住宅での在宅生活が中心の市です。
- 納税者1人あたり平均所得は323.7万円で、比較16市町中14位(府内43市町村中39位)です。府計(388.0万円)を下回るため、保険外サービスは低めの価格帯で組み立てる必要があります。
65歳以上の一人暮らし世帯の割合
高齢夫婦のみの世帯の割合
総務省「令和2年国勢調査」(一般世帯に占める割合)。濃い青が阪南市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(堺・泉州の比較対象)。「大阪府計」は府県全体の値。
納税者1人あたり平均所得
総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」の課税対象所得÷所得割納税義務者数(全年齢)。自費サービス(保険外)の価格設定の目安。阪南市は323.7万円(府内39位)。岬町(318.7万円)・泉南市(305.9万円)を上回り、忠岡町(328.0万円)を下回ります。
第 5 章
要介護認定と介護保険の給付
要介護(要支援)認定者は4,164人(2026年6月末)。第1号被保険者の認定率は23.5%で、府計(25.2%)を下回り、全国(20.3%)を上回ります。
4,164人
要介護(要支援)認定者
2026年6月末・第2号 70人を含む
23.5%
認定率(第1号)
75歳以上 35.2%/65〜74歳 5.2%
23.3%
要介護3〜5の割合
施設入所の対象となる中重度
2,256人
居宅サービス受給者
地域密着 375人/施設 307人
- 認定率23.5%は比較16市町中9位、府内43市町村中同率14位。75歳以上の認定率は35.2%(比較16市町中9位)、65〜74歳は5.2%です。認定率は年齢構成を調整していない粗い率で、高齢者の年齢構成が高いほど高くなります。
- 5年で556人増:2021年6月末の3,608人から4,164人へ+15.4%(比較16市町中6位)。この間の第1号被保険者は0.4%減っています。
- 要介護3〜5の割合は23.3%で府内43市町村中最も低く、要支援1・2が1,896人と認定者の45.5%を占めます。第9期の保険料基準額は月6,300円(府平均7,486円)、2024年度の第1号被保険者1人あたり給付費は25.8万円で比較16市町中最も低い水準です。
認定率(第1号被保険者)
認定者数の増減(5年間)
厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)」2026年6月末と2021年6月末。認定率は第1号被保険者に占める第1号認定者の割合(年齢構成の違いを調整していない粗い率)。濃い青が阪南市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(堺・泉州の比較対象)。「大阪府計」は府県全体の値。阪南市の認定率23.5%は比較16市町中9位。認定者の5年増減+15.4%は府計(+10.0%)を上回ります。
要介護度の構成
要支援1要支援2要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
認定者(第1号+第2号)の要介護度別構成比。右端は要介護3〜5の割合で、この順に並べています。
第1号保険料の基準額(月額・第9期)
第1号被保険者1人あたり給付費(2024年度)
保険料は厚生労働省「第9期計画期間(2024〜2026年度)における介護保険の第1号保険料」。給付費は同「介護保険事業状況報告(年報)」2024年度の保険給付費(高額介護サービス費・特定入所者介護サービス費等を除く)÷年度末の第1号被保険者数。濃い青が阪南市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(堺・泉州の比較対象)。「大阪府計」は府県全体の値。
年齢階級別の認定率(大阪府)
大阪府内の第1号被保険者の年齢階級別認定率(介護保険事業状況報告 2026年6月末の認定者÷住民基本台帳 2026年1月1日の人口、Shido算出)。全国は65〜69歳 2.8%・75〜79歳 12.1%・85〜89歳 48.8%・90歳以上 77.9%。- 大阪府の認定率は75〜79歳16.5%、80〜84歳32.6%、85〜89歳58.0%、90歳以上84.4%と、85歳を境に急に高くなります。
- 85歳以上が2040年までに2.2倍になる阪南市では、いまは軽度が中心の認定者が、今後は中重度へ移っていくことが見込まれます。
第 6 章
町別の介護需要(推計)
町別の推計要介護・要支援者は尾崎町が471人で最も多く、舞435人・下出352人・自然田272人・桃の木台265人が続きます。
推計 要介護・要支援者が多い町(全37町)
町別の年齢階級別人口(2026年8月末)に年齢階級別の認定率を掛け、市全体の第1号認定者数で補正したShido推計(市全体の第1号認定者 4,094人に一致)。町ごとの健康状態の差は反映していません。尾崎町・舞が400人台で、下出・自然田・桃の木台が続きます。
- 推計値が大きい町:尾崎町(471人)と舞(435人)が突出しています。町別の年齢構成そのものが推計のため、町ごとの値は目安です(町ごとの健康状態の差も反映していません)。
- 地区別:推計要介護者の40.7%が東鳥取地区、25.0%が下荘地区、22.8%が西鳥取地区、11.5%が尾崎地区にいます。西鳥取地区は人口の19.6%に対し推計要介護者の22.8%を占めます。
- 町別の事業所:事業所の住所は約2割が鳥取・箱作などの大字までで、どの町(区)に当たるか特定できないため、町別の事業所数は集計していません。訪問系は町をまたいで提供されるため、推計値が大きい町でも近隣の事業所から来てもらっている可能性があります。
第 7 章
介護サービスの供給(競合の状況)
訪問介護24・通所介護21・居宅介護支援21・訪問看護12事業所。第1号被保険者1万人あたりの訪問介護は13.8で、府平均21.8を下回ります。
| サービス | 事業所数 | 第1号被保険者1万人あたり | 大阪府平均 | 定員(戸数)合計 |
|---|
| 訪問介護 | 24 | 13.8 | 21.8 | |
| 訪問看護 | 12 | 6.9 | 8.0 | |
| 訪問入浴 | 0 | 0.0 | 0.3 | |
| 訪問リハビリ | 4 | 2.3 | 1.6 | |
| 定期巡回・随時対応 | 0 | 0.0 | 0.4 | |
| 通所介護(地域密着型含む) | 21 | 12.1 | 12.2 | |
| 通所リハビリ | 5 | 2.9 | 2.1 | |
| 認知症対応型通所 | 1 | 0.6 | 0.7 | 12 |
| 短期入所(生活・療養) | 4 | 2.3 | 3.2 | |
| 小規模多機能 | 2 | 1.1 | 0.8 | 43 |
| 看護小規模多機能 | 0 | 0.0 | 0.3 | |
| 居宅介護支援 | 21 | 12.1 | 13.9 | |
| 特別養護老人ホーム | 4 | 2.3 | 2.5 | |
| 介護老人保健施設 | 1 | 0.6 | 0.9 | |
| 介護医療院 | 0 | 0.0 | 0.1 | |
| 認知症グループホーム | 6 | 3.4 | 2.9 | |
| 特定施設(介護付有料等) | 1 | 0.6 | 1.7 | 54 |
| 住宅型有料老人ホーム | 2 | 1.1 | 5.8 | 128 |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 7 | 4.0 | 3.7 | 222 |
厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(2026-06-30(介護サービス情報公表システム オープンデータ 2026年6月末時点・出力日2026-07-09))。介護予防サービスのみの指定は数えていません。定員は全事業所で記載がある種類だけ表示(記載漏れの多い種類は—)。住宅型有料老人ホームは府県・市の届出一覧、サ高住は国土交通省「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」から集計し、サ高住に該当する有料老人ホームはサ高住側だけで数えています。
- 訪問介護は1万人あたり13.8で比較16市町中14位(府内43市町村中27位)。通所介護12.1(比較16市町中10位)は府平均並み、居宅介護支援12.1(同11位)、訪問看護6.9(同11位)は府平均を下回ります。
- 居住系はサ高住7件(222戸)、住宅型有料老人ホーム2件(定員128人)、認知症グループホーム6件、特養4件、老健1件。施設・居住系の数は75歳以上1万人あたり19.7で比較16市町中15位(府内35位)です。定期巡回・看護小規模多機能は市内にありません。
- 事業所121件のうち営利法人は76件(62.8%)で府全体(68.3%)より低く、社会福祉法人が29件(24.0%)と比重が大きい市です。医療法人は11件です。
訪問介護(第1号被保険者1万人あたり)
通所介護(同)
居宅介護支援(同)
訪問看護(同)
施設・居住系の事業所数(75歳以上1万人あたり)
分母は2026年6月末の第1号被保険者数(75歳以上)。施設・居住系は特養・老健・介護医療院・認知症グループホーム・特定施設・住宅型有料老人ホーム・サ高住の数の合計(規模の大小は考慮していません)。濃い青が阪南市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(堺・泉州の比較対象)。「大阪府計」は府県全体の値。
運営法人の種別
阪南市内の事業所(上表の合計)を法人の名称で分類。
第 8 章
介護人材の状況
大阪府の介護関連職種の有効求人倍率は4.21倍(2026年7月)。市内の老人福祉・介護事業の従業者は65歳以上1,000人あたり76.3人で、比較16市町中7位です。
4.21倍
介護関連職種の有効求人倍率(2026年7月)
訪問介護の職業 14.92倍/職業計 1.00倍
67.8%
従業員が不足と感じる事業所
訪問介護員は 83.4%(全国 82.9%)
16.8%
採用率(訪問介護員+介護職員)
離職率 12.8%(全国 採用14.6%・離職12.4%)
27.0万円
介護職の平均月収(月給の者・全職種)
全国 25.5万円(訪問介護員 24.0万円)
- 大阪府の有効求人倍率は介護関連職種4.21倍、訪問介護の職業は14.92倍(職業計1.00倍)。従業員が不足と感じる事業所は67.8%(訪問介護員は83.4%)、採用率16.8%・離職率12.8%です。
- 市内の老人福祉・介護事業の従業者は1,302人(2021年)。65歳以上1,000人あたり76.3人は比較16市町中7位、府内43市町村中16位で、府計(81.1人)をやや下回ります。
- 総人口の減少が大きく(2040年に36,473人の推計)、働き手の確保は今後さらに難しくなると言えます。採用は泉南市・岬町・泉佐野市を含めた通勤圏で考えるのが合います。
老人福祉・介護事業の従業者(65歳以上1,000人あたり)
総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類854 老人福祉・介護事業の従業者数(事業所の所在地ベース)÷令和2年国勢調査の65歳以上人口。濃い青が阪南市、薄い青は近隣で比較対象として注目する市町、グレーはその他(堺・泉州の比較対象)。「大阪府計」は府県全体の値。
介護職員が今の職場に就職した経路(大阪府)
介護労働安定センター「令和7年度 介護労働実態調査」労働者調査(大阪府 n=1,871、複数回答)。全国は友人・知人からの紹介 33.8%、ハローワーク 19.4%、求人情報サイト 9.6%(勤続1年未満では求人情報サイト 21.3%)。- 大阪府の介護労働者が今の職場を知った経路は友人・知人からの紹介が41.1%で最も多く、求人情報サイト12.5%、ハローワーク11.9%が続きます。
- 全国(紹介33.8%)より紹介の比重が大きく、職員紹介の制度づくりが採用の土台になります。
大阪労働局の求人倍率は2023年改定の職業分類で、全国・京都・兵庫の「介護サービス職業従事者」とは区分が違います。介護労働実態調査の府県別値は標本(大阪府の労働者調査 1,871人)による参考値です。
第 9 章
Shidoからのご提案
データから機械的に導ける範囲の示唆です。貴社のサービス種類(訪問・通所・居住系・施設)、定員、営業エリアにより優先順位は変わります。
重点エリアは舞・光陽台
舞は推計要介護者435人(市内2位)、光陽台は171人です。西鳥取地区の昭和期住宅地は、新規開設や訪問範囲の拡大を検討する価値があります。
Shidoができること:舞・光陽台を中心にした商圏分析とエリア別の需要整理(リサーチ&インサイト)、対象エリアへの配布チラシ・地域向け広告の設計(デザイン/マス・メディア広告)。
85歳以上が2.2倍に
85歳以上は2040年までに+118.8%(比較16市町中2位)。施設・居住系の数は府平均を下回っており、グループホーム・小規模多機能・看護小規模多機能(市内0件)の需要が伸びます。
Shidoができること:グループホーム・小規模多機能など中重度向けサービスの案内パンフレット・施設紹介ページの制作(デザイン/Webサイト・コンテンツ制作)、施設内外の撮影(撮影・映像制作)。
軽度者が多い今は予防・通所
要支援1・2が認定者の45.5%を占め、要介護3〜5の割合は府内最低です。現時点では介護予防・短時間の通所・リハビリの需要が中心と言えます。
Shidoができること:介護予防・通所・リハビリの案内チラシや事業所紹介ページの制作(デザイン/Webサイト・コンテンツ制作)、利用者家族向けの紹介動画の制作(撮影・映像制作)。
高齢夫婦・単身が一般世帯の3分の1
高齢夫婦のみ3,899世帯・一人暮らし3,010世帯で、いずれも比較16市町中3位です。見守り・配食・家事支援などの保険外サービスの母数になります。
Shidoができること:見守り・配食・家事支援の保険外サービスの案内資料と申込ページの制作(デザイン/Webサイト・コンテンツ制作)、高齢夫婦・単身世帯の家族に届く地域向け広告(マス・メディア広告)。
訪問介護の供給が薄い
訪問介護は1万人あたり13.8と府平均(21.8)を大きく下回ります。訪問介護・定期巡回(市内0件)の参入余地がある市と言えます。
Shidoができること:訪問介護・定期巡回の事業所紹介ページと、エリア別の需要を整理した資料の制作(Webサイト・コンテンツ制作/リサーチ&インサイト)、地域への認知づくりの広告(デジタルマーケティング)。
保険外サービスの価格帯
平均所得323.7万円は府内39位。保険外サービスは介護保険と組み合わせた低単価のメニューが中心になります。
Shidoができること:低単価の保険外メニューを分かりやすく見せる料金表・メニュー表のデザイン(デザイン)、価格設定の検討に使う競合サービスの調査(リサーチ&インサイト)。
採用は通勤圏と紹介で
有効求人倍率4.21倍で、市の総人口は2040年に約3.6万人まで減る推計です。職員紹介と近隣市町を含めた求人が採用の柱になります。
Shidoができること:職員紹介につながる採用サイトと求人原稿の制作(Webサイト・コンテンツ制作)、近隣市町を含む求人広告の配信(デジタルマーケティング)、職場の雰囲気を伝える撮影(撮影・映像制作)。
ご提案
貴社のデータをお預かりできれば、ここから先を「貴社専用の戦略」にできます
本資料は公的統計だけで作った阪南市全体の地図です。ここに貴事業所の利用者・紹介・採用の実績を重ねると、「どの町の・どの方に・どの経路で」を数字の根拠つきでご提案できます。以下のうち、ご用意いただけるものからで結構です。
① 利用者台帳(集計した形で)
利用者の住所(町名まで)・年齢・要介護度・利用開始日。本資料の町別推計と重ね、利用が多い町・需要があるのに取れていない町を特定します。
② 紹介元の記録
居宅介護支援事業所・地域包括支援センター・病院の地域連携室ごとの紹介件数と成約。どのケアマネジャー・どの圏域から紹介が来ているかを出し、営業先の優先順位を決めます。
③ 稼働率と待機・空きの推移
曜日別・月別の稼働率、定員の空き、待機者数。空きが出る曜日・時期と、それを埋める地域を町別需要から逆算します。
④ 求人・採用の実績
媒体別(ハローワーク・求人サイト・自社サイト・紹介)の応募数・採用数・採用単価、職員の通勤元。応募が来る地域と媒体を把握し、求人広告の配信範囲を決めます。
⑤ Webサイト・Googleビジネスプロフィール
サイトの流入地域・検索語句、GBPの表示・電話・経路検索の数。「阪南市 デイサービス」「阪南市 訪問介護」等の検索で貴事業所が見つかっている割合を推定します。
⑥ 家族・ケアマネジャーの声
選ばれた理由・知ったきっかけのアンケート、見学から契約に至った割合。パンフレット・Web・見学会のどこに力を入れるかを決める材料にします。
出典
データの出所と注意事項
数値は各出典の公表値、または公表値からの計算値です。
- 阪南市 総務課「阪南市の人口(住民基本台帳)」町・字別人口・世帯数(令和8年8月末日現在)、5歳階級別人口(令和8年6月30日現在)、地区別人口・世帯数。住民基本台帳・外国人を含む。https://www.city.hannan.lg.jp/kakuka/somu/somu/jinkou/jinkou_kihondaityou.html 地域は同表の4地区区分。町別の年齢構成の推計には総務省「令和2年国勢調査 小地域集計」を使用。
- 厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)」2026年6月末 保険者別(第1号被保険者数・要介護(要支援)認定者数・受給者数)、同 2021年6月末。
- 厚生労働省「介護保険事業状況報告(年報)」2024年度 保険者別 保険給付費(第8-1-4表)・第1号被保険者数(第2表)。
- 厚生労働省「第9期計画期間における介護保険の第1号保険料について」保険者別 基準額(月額)。
- 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(2026-06-30時点)。国土交通省「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」(2026年9月取得)。住宅型有料老人ホームは大阪府・兵庫県・京都府と各市の有料老人ホーム一覧(2024〜2026年の各時点)。Shido集計。
- 国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)」。
- 総務省「令和2年国勢調査」人口等基本集計(年齢5歳階級別人口、65歳以上世帯員のいる一般世帯・単独世帯、夫婦のみの世帯、住宅の所有の関係)。
- 総務省「令和7年度 市町村税課税状況等の調」第11表(課税対象所得÷所得割納税義務者数)。
- 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業小分類854 老人福祉・介護事業の従業者数。
- 厚生労働省「介護給付費等実態統計」(令和6年11月審査分、令和7年11月審査分)、総務省「人口推計」(2024年10月1日)、同「住民基本台帳に基づく人口」(2026年1月1日)。年齢階級別認定率はShido算出。
- 公益財団法人介護労働安定センター「令和7年度 介護労働実態調査」(2026年7月29日公表)。
- 大阪労働局「職業別求人・求職状況(令和8年7月)」、兵庫労働局「労働市場月報ひょうご 令和8年7月」、京都労働局「求人・求職バランスシート(令和8年7月分)」、厚生労働省「一般職業紹介状況」。
阪南市は町・字別の年齢別人口を公表していないため、町別・地区別の年齢構成(第2章の町別の図表と一覧)と、それをもとにした町別の推計要介護・要支援者(第6章)は、2020年国勢調査の町丁別年齢構成を2026年8月末の住民基本台帳(町別の男女総数・市全体の5歳階級別人口)に合わせた推計値です。市全体の5歳階級別人口は6月末現在の実数を8月末の総数に比例縮小しています。国勢調査で大字にまとめられている箱作・鳥取などの区(箱作東・西、万葉台、いずみが丘、鳥取東・西・南・北など)には同じ年齢構成を当てているため、これらの町どうしの差は小さく出ます。個々の町の値は目安として扱ってください。町別の人口・世帯数は実数です。住民基本台帳(2026年8月末)、介護保険事業状況報告(2026年6月末)、国勢調査(2020年)、将来推計人口(2023年推計)は基準日と定義が異なるため、章によって人口・高齢者数の値が異なります。町別の要介護者数は推計値で、実際の認定者の分布ではありません。